2018年10月5日に発売されたアサシンクリード・オデッセイの魅力について書いていきます。
実は発売直前まで『オリジンズと代わり映えが無さそう』と思って購入を躊躇していた人間が、掌くるりと大絶賛してしまう魅力を勢いとありあまる情熱で書いていきたいと思います。
アサシンクリード・オデッセイの5つの魅力
『選択肢』が選べる没入感
前作、オリジンズのシナリオも悪くはありませんでしたが、なんとなくムービーシーンが多く、没入感に乏しいと感じることがありました。
子供を失った復讐と怒り、そしてバエクとアヤがイチャコラしている。それをなんとなく傍観していることが多かった気がします。
しかし、オデッセイはシナリオからサブクエストの至る所に選択肢が設けられ、プレイヤー自身が選択をしているという没入感が得られます。
依頼を『受ける・断る』という単純な選択肢だけでも、こんなにも『やらされている感』が軽減されるものだと思いませんでした。
選択肢が多いクエストになると、『受ける・断る』だけなく、『無報酬で受ける・略奪する』という幅まで出てきます。
とにかく『見ているだけ』ということも少なく、プレイヤーの意思が反映される楽しさがあります。
戦闘がより面白く
オリジンズの戦闘も楽しかったのですが、オデッセイでは更に改良されて面白くなりました。敵も指揮官や傭兵になると同レベル帯でも戦闘に苦労するようになりました。(ノーマルでも)
パリィや回避、そしてアクションスキルが多く追加され、バトルしている充実感が増えました。逆に言えばオリジンズほど無双ができないので、前作の難易度が好きな人は難易度を1段階か2段階下げる必要があります。
主人公はアサシンではなく傭兵なので、暗殺は難しくなっておりますので、過去作品のように背面からバッタバッタと暗殺することは難しくなっております。
しかしながら、アクション好きな私としては個人的に、緊張感の増した今回のバトルはとても楽しく思えます。弓の威力が下がったので暗殺は難しいですが、爆発弓が楽しいのでコチラがオススメです。
歴史的資料としても満足
前作オリジンズも気合が入っておりましたが、今回のオデッセイも各所のディティールに気合が入っております。
また追加されるであろう、ディスカバリーツアーも楽しみです。相変わらずフォトモードでどこを撮影しても手抜きが無いグラフィックは見ていて圧巻です。
相変わらずMAPも広く、ゲーム内ギリシア旅行をするだけでも楽しい作品です。
ハクスラ要素もパワーアップ
相変わらず武器防具を集める楽しさがありますが、今回は船員を集める楽しさも加わりました。
敵を気絶させて倒すと、船員にスカウトできるのですが、船員にもランクがあり、船員の資質がある人を見つけて誘う楽しみがあります。
しかし、元は敵なので間違えるとやっつけてしまいスカウトすることもできません。この要素もあってさらに戦闘が楽しくなります。
よくわからないラブ要素
たまに選択肢の中にハートマークの付いた選択肢があり、成功すると・・・・どうやら大人な時間を過ごしているようです(笑)
この要素要るのか?とは思いますが、息抜き要素だと思います。よくわからない進化が今後のアサクリにどの様な影響を与えるのか?不安と期待が高まります。
しかし、ゲーマーとしては『ハートマークが出るからには攻略したい!』と思ってしまうので、なんとなく好感度を上げる選択肢を選んでしまいます。
ちなみに、私は自分の心に正直な選択肢を選んでいたら、全然攻略できず、結局ラブイベントが起こったのは熟女だけ・・・という結果に(笑)
全然アサシンじゃないけどアクションRPGとしては良くできた作品
『アサシンクリード』というタイトルですが、さっぱりアサシンじゃなくなっています。オリジンズもそうですが、アサシン創世に立ち会っていると考えて、割り切って楽しむと楽しめます。
年齢制限もあるので、日本では大ヒットは難しいと思いますが、ウィチャーやゼルダの伝説が好きな人だったら安心して楽しめる作品に仕上がっていると思います。
弓が相変わらず強いので、背面からの暗殺が楽しめない分は、遠距離からの爆発矢での爆撃で倒せば良いと思われます。
オリジンズが楽しめたなら、絶対に楽しめるゲームです。オリジンズから代わり映えしないなら買わなくて良いかな?という人には、オリジンズからのパワーアップが凄まじいので買って欲しいと思います。
とくに『選択肢』が存在することにより、没入感が上がっているので、ロマンシングサ・ガ好きにもオススメしたい作品です。クエストによっては『ころしてでもうばいとる』ができますよ(笑)