HTC Viveを購入しようと思っておりましたが、ずっと売り切れが続いていたので、とうとう業を煮やして中古品を購入しました。
購入したのはドスパラの中古品からです。買ったはいいけど持て余して手放している人は多いので、商品状態も良いものが多いと考えての購入です。
ちなみにドスパラでは、中古保証が1週間あるので、初期不良確認や欠品確認は怠らないようにした方が良いでしょう。
夢のハイスペックVRが我が家へ到着
ドスパラのネット注文をしてから、翌々日に到着しました。一点不満だったのはHTC Viveの箱にビニール巻きの上から伝票が貼ってあった状態でした。
家族にVR HMDを購入したことがバレバレになったのが痛いです。これでは公にVRカノジョがインストールしづらい・・・。そんな状態です。
箱の中身を確認すると、納品書や説明書と、数々のパーツが入っておりました。初見での感想は『パーツがとにかく多い』という感想です。
内容物の確認
- 説明書など
- Vive本体
- Vive リンクボックス(PCとVive本体を繋ぐ中間アダプター)とそのACアダプター
- Viveコントローラー(2つ)
- コントローラーの充電器(USBケーブルと変圧器2つ)
- ベースステーション(2つ)
- ベースステーションのACアダプター(2つ)
- ベースステーション用の雲台(2つ)
- ケーブル類(HDMIケーブル、USBケーブル、Vive本体用ACアダプター、イヤホン延長コード)
- 壁付け用のネジやらなにやら
使用する電源が多過ぎ!というくらい、本体+ベースステーションで3つのコンセントを必要とします。更にコントローラーを各々充電するとなると2つのコンセントが必要です。
これらのパーツの状態を確認、断線や傷などを確認します。初期不良があるのかどうなのか?しっかりと確認・確認・確認です。動いて使用することも増えると思うので、初期不良か自分でつけてしまった傷なのか判別する指針にもなります。
とくにヘッドに装着する本体は念入りに確認します。一番はレンズに傷などないか・・・ですが、今回とても綺麗な状態の中古品で、パーツの中には未使用のものもありました。以前の持ち主は直ぐに飽きてしまったっぽいです。
結構な美品が到着して、満足でした。中古なので定価で購入するよりも安かったので万々歳です。
Viveを部屋にセッティング
ベースステーションのセッティング
中身の検品がすんだところで、今度は部屋でのセッティングに移ります。まずベースステーションを部屋の対角線上の部屋の高いところに設置しなければなりません。
ベースステーションに雲台をつけて、ACアダプターを挿します。雲台にはネジ止めの穴と、三脚などに挿せる用の穴がありました。私は今回どちらも使用しておりません。
私がベースステーションを設置した方法は『ベースステーションの雲台をカーテンレールに結束バンドで固定』という方法です。結束バンドは何度も取り外しができるタイプを使用します。
壁に穴を開けても良かったんですが、丁度部屋の対角線上にカーテンレールがあったので、この方法をとりました。三脚も持っていますが、そこまで長いものではありませんし、遊ぶ度にセットするのは面倒と感じたので使用しませんでした。
ベースステーションのセッティングがViveのセッティングで一番面倒なところだと感じました。なにせACアダプターも3m程度しか長さがないので、延長コードは必須です。
Vive HMDのセッティング
これは自分の頭部にしっかりと合わせる。あとは目の位置を合わせるという作業が必要になります。Vive本体の右手側にダイヤルがあるので、クリクリ回してセットします。
Vive本体内部にクッションがあるので、クッションも厚いものと薄いものがあるので、クッションの交換でも若干の調整が可能です。
激しく頭を動かすことはほとんどありませんが、ズレると煩わしいので、ココもしっかりと調整を行っておきます。
最後にVive本体から出ているHDMIケーブルが非常に硬くて重くて鬱陶しいです。これは後日対策しないといけないと感じました。天井釣り方法をとるか、壁にかけるか・・・悩むところです。
そう考えるとHDMIケーブルの延長コードも購入しなければならないようです。初期投資が結構かかります。あとHMDスタンドも欲しくなります。
Vive コントローラーのセッティング
充電だけしっかりしておかないといけません。あとは完全に視界が塞がれてしまうので、ストラップもつけておくようにします。
コントローラー2台の充電だけで、コンセントの穴2つ取られてしまうので充電スタンドは欲しいところだと感じました。
SteamVRのセッティング
Vive本体、ベースステーション、コントローラーのセッティングが終了したら、いよいよViveの電源を入れてPCに認識させます。PCと接続すると自動認識してくれるようで便利です。
そして、いよいよSteamVRによる設定です。まずSteamのアプリを起動して、アプリの右上にあるVRマークをクリックします。クリックするとVRの設定に以降します。
手順としては、まずコントローラーのペアリングということで、コントローラーのトリガーを長く引いていると、問題が無ければコントローラーを認識してくれます。
次に『ルームセットアップ』ですが、これはペアリングしたコントローラーを持って、部屋の広さを計測するというものです。遊べるスペースの外周をコントローラーのトリガーを引いて線で囲います。
最初は、布団1枚分のスペースで良いかな?と思って適当にグルットまわったら『狭すぎる』と言われ、結局布団2枚分のスペースは確保しないといけませんでした。意外にスペースを要求されます。
最後にHMDの向き(正面)を決定して終了です。ちなみに正面を間違えて設定してしまった場合は、SteamVRのメニュー画面から正面データを変更できます。
初期設定だと何故か、正面の反対側が正面扱いに設定されてしまう場合があるので、一度設定した後に再設定するとしっくりする位置に設定できると思います。
いざVRの世界へ!
上記セッティングが終わると、SteamVRのメニュー画面が表示されます。メニューにはSteamVRに対応されているゲームが勝手に表示されるので、普通にVRカノジョのベンチマーク画面が表示されていて・・・これは恥ずかしい!となりました。
家族や友人に遊ばせる際にはアンインストールしておくしかないな・・・という状況です。
とりあえず、無料のVRゲームをいくつかプレイして、快適に動作することは確認しました。今後色々なVRゲームを購入してレビューなどもしていきたいと思います。
本当は新品を購入したかったのですが、中古でも問題ないほどの美品が届いたので、とても満足しております。いよいよPCでVRデビューできたので、PAYDAY2やVRカノジョ等、有料コンテンツも楽しんでいきたいと思います。