パソコンを自作していて、PCケースを選ぶ際にあまりにも多種多様なPCケースに目移りしてしまうことはありませんか?
私も過去に自作PCをしたことがありますが、パーツ交換を頻繁に行なうようなときには各パーツを『剥き出し』のままにしておりました。
PCケースってもしかして要らないんじゃ?と思ったのでPCケースのメリットとデメリットについてまとめてみました。
PCケースのメリット
パーツを守ってくれる
パーツ剥き出しはなにかと危険です。ホコリや湿気等、更に物理的な衝撃からも守ってくれます。
机の下など、不意に足をぶつけてしまったりするような場所にPCを仕舞う場合は、PCケースが有った方が良いです。
持ち運びに便利
PCケースの中に各種パーツが納められているので、移動に便利です。ハイタワー型ともなるとそうはいきませんが、それでも剥き出しよりも持ち運びが楽です。
エアフローの構築
剥き出しの場合、ファンが当たっているところしか冷えませんが、PCケース内部でしっかりとエアフローが構築されていれば、PCの隅々まで風が行き届き、満遍なくPCを冷やすことができます。
静音性の上昇
PCケースが無ければ、CPUファンやグラフィックボードのファンも剥き出しです。HDDのカリカリ音も電源のブーンという音も丸々聴こえてきます。
PCケースがあれば、その音はPCケースの中に少なからず閉じ込められるので、何かと音が気になる人はPCケースがあった方が良いでしょう。
PCケースのデメリット
パーツ交換の邪魔
頻繁にパーツ交換を行なうようであれば、PCケースのパネルをいちいち取り外すのはとても面倒です。配線関係がみっちり詰まっているようなミニパソコンであれば尚更です。
パーツの相性や性能を見るために度々パーツ交換を行なうようなマニアックな人には、PCケースは邪魔であると言えます。
清掃がしやすい
PC内部の汚れが視認できやすいので、掃除が楽です。毎日だってエアダスター(ブロアー)も吹き放題です。
好きなパーツを組み放題
ケースが無ければ、組み込むパーツの大きさを気にする必要がありません。
どんなに大きなグラフィックボードだろうと、どんなに大きなCPUファンだろうと設置し放題です。ケースの大きさを気にして配線を組む必要だってありません。
PCケースは必要?
故障原因に気をつけることさえできるのであれば、PCケースは不要と言っても良いでしょう。しかし、『故障したら全て自己責任』であることは否めません。その覚悟があればPCケース無しでも良いと思います。見た目もサイバーで格好良いでしょう。
また、この状態で友人や知人を呼ぶと『一目置かれるか』『距離を離されるか』という状況では後者の可能性が高いので、あまりオススメはしません。
パーツ交換を頻繁に行なわないのであれば、PCケースは有った方が良いでしょう。色々な危険から守ってくれますし、なによりPCは故障しないことが一番です。
こんなことを考えていると、一度はDEEPCOOLの様な面白PCケースに挑戦したくなりますが、構想だけでやめてしまいます。