PC版「アサシンクリード・オリジンズ」に導入された「Animus Control Panel」を使って久々に「アサシンクリード・オリジンズ」を遊んでみました。
「Animus Control Panel」とは
「Animus Control Panel」は、「アサシンクリード・オリジンズ」内の様々なゲームステータスをプレイヤーが変更することが可能になる夢のツールです。
MODやチートと呼ばれる行為を公式自らがゲーム内で行えるようにできるという、神機能でシングルプレイゲームであるアサシンクリード・オリジンズを更に楽しむことができます。UBIソフトを褒め称えたくなるアップデートです。
「Animus Control Panel」でできること
「Animus Control Panel」をメニューから起動するとゲーム内の様々な設定を変更することが可能です。
- プレイヤーキャラクターの容姿の変更
- 取得経験値の取得倍率の変更
- 移動速度の変更
- レベル関係無くスキルツリーの開放
- 動物を従える最大数の変更(通常1匹だが5匹MAXで変更可能)
- 暗殺による一撃必殺のON/OFF切替
- プレイヤーキャラ及びNPCの攻撃力設定の変更
- 種族間の敵対心設定の変更(友好・中立・敵対等)
- ゲーム内時間の経過速度の変更
- etc・・・
他にも多数細分化された項目の変更が可能です。LVの概念を無くすことも可能ですし、敵を強くして緊張感を深めたり、プレイヤーを強くして強くてニューゲームを味わったり、完全に敵を無力化し無双したりもできます。
ゲームバランスの根幹から変更できるので、一度クリアしてしまっても、2度、3度と楽しむことが可能です。またそれぞれ設定した状況を保存できるので、お気に入りのゲームバランスを多数保存して読み込むことが可能です。
「Animus Control Panel」を実際に触ってみて
私は動物を連れて歩きたかったので、まずMAX5匹まで動物を手懐けられるようにし、ゲーム内の移動速度を2倍近くまで上げるようにしました。移動が快適になると、広い古代エジプト旅行がより楽しいものになりました。
移動速度は、泳ぐ速度なども上げられるので、船よりも速い速度で泳ぐ超人のようなことも可能です。キャラクターの容姿はディスカバリーツアーほどではないのですが、ある程度変更可能です。
ただし、容姿を変更してもキャラクターボイスはバエクのままなので、違和感は拭えません(笑)例えばキャラクターの容姿をアヤに変更しても、イケボで喋ることには変わりありません。
一番楽しかったのは、敵の敵対心を無くす設定です。いちいち絡まれていた雑魚兵隊に絡まれなくなるので、これが一番楽しかったです。普段では戦闘が面倒な路上でも隠密せずに旅行者のように歩けるのは楽しかったです。
ディスカバリーツアーはとても勉強になりましたが、行動範囲が制限されていたのが残念でした。しかし、今回この「Animus Control Panel」を使えば、敵に絡まれることなく古代エジプト旅行を堪能できます。
しかも、移動速度も早くできるので、短時間で目標地点を目指せるのは素晴らしいものでした。あと、暗殺必殺モードをONにすると、LV差があると一撃必殺では倒せなかった敵もちゃんと暗殺条件を満たせば一撃必殺になるので、過去のアサクリや天誅系のゲームをしたい人にはとても嬉しい設定項目だと思いました。
シングルプレイゲームにはどんどん追加して欲しいモード
シングルプレイゲームは一度クリアしてしまうと、追加コンテンツでも無い限りお蔵入りになることが多く、継続的に楽しめないゲームも多いです。
しかし、今回「アサシンクリード・オリジンズ」で、この「Animus Control Panel」を搭載したUBIソフトの判断は、とても素晴らしいと思います。過去のゲームでデバックモードなんてものも搭載しているゲームもありました。そんなことを彷彿させます。いや、それ以上のモードだと思いました。
クリア後のお楽しみと、または途中でゲームに断念した人への救済としても、こういったモードはシングルプレイ専門のゲームであれば追加していって欲しいモードだと思います。
また、PC版だからこそ可能なこの「Animus Control Panel」を今回触ることができてよかったです。しばらくまた「アサシンクリード・オリジンズ」の世界に没頭して楽しむことができそうです。