とにかく要求スペックの高い「FAR CRY 5」を設定を下げるだけ下げてプレイしてみました。
最低動作スペック
- OS:Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10(64-bit版のみ)
- CPU: Intel Core i5-2400またはAMD FX-6300以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 670またはAMD R9 270以上
- ストレージ空き容量:40GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10(64-bit版のみ)
- CPU:Intel Core i7-4770またはAMD Ryzen 5 1600以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 970またはAMD R9 290X以上
- ストレージ空き容量:40GB以上
4K(30fps表示)推奨動作スペック
- OS:Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10(64-bit版のみ)
- CPU:Intel Core i7-6700またはAMD Ryzen 5 1600X以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1070 or AMD RX Vega 56以上
- ストレージ空き容量:40GB以上
4K(60fps表示)推奨動作スペック
- OS:Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10(64-bit版のみ)
- CPU:Intel Core i7-6700KまたはAMD Ryzen 7 1700X以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1080 SLIまたはAMD RX Vega 56 CFX以上
- ストレージ空き容量:40GB以上
「FAR CRY 5」の設定をできるだけ下げてミドルスペッククラスのPCでベンチマーク
まず、解像度を1280×720まで下げ、更に低画質にし垂直同期を適用し、フレームレートも60固定にしました。
表示するテクスチャの解像度も下げられるだけ下げて、アンチエイリアスも無しにします。できうる限りのロースペック対応の状態で私の所有するミドルスペッククラスのゲーミングPCで動作チェックを行ってみました。計測にはMSIアフターバーナーを使用しております。
ちなみに私のPCスペックはCPU Core i7-4790、メモリ16GB、GPUはGTX1060(6GB)となっております。
GPU負荷率
GPU使用率を見てみると、40%程度まで抑えられております。高画質でプレイした場合は、ほぼ60%~100%だったので、かなり改善されているといえば改善されております。
ビデオメモリ使用量
ゲームプレイ中のビデオメモリ使用量は2.5GB程度で抑えられておりました。高画質プレイすると4.5GB近い使用量だったので、こちらもかなり改善されております。
フレームレート
フレームレートは、終始60fpsで表示されております。高画質ですと30fpsまで下がっていたので、フレームレート改善の恩恵はあると思います。
CPU負荷率
CPUは60%程度の負荷に下がっております。高画質ですとほぼ常時100%でしたので、CPUに優しい仕様になりました。
メモリ使用量
メモリに関しては、あまり大幅な改善にはならず500MB程度の差しかありませんでした。メモリはやはり8GBは搭載、余裕を持ったら16GBは必要なゲームです。
要求スペックを下げたゲームプレイの感想
60fpsを維持できたのはありがたいですが、正直言ってFAR CRY 5をPCでプレイしている恩恵が全くと言っていいほどなく、画質も荒く汚くなるのでプレイしていて気分があまり盛り上がりませんでした。
とくに解像度を1280×720まで下げたので、テクスチャのドットがとても荒く何世代前のゲームをプレイしているのか?という気分になりました。
やはり高画質グラフィックも堪能できてこそだと、プレイしてシミジミ思いました。また、設定を下げても驚く程快適というわけでもありません。
画質とフレームレートを天秤にかけてどちらを選ぶかによると思います。私は画質重視なのでフレームレートこそ少し下がりますが高画質または中画質程度でFHDプレイをしたいと思えました。
一番良いのは、しっかりと高負荷である「FAR CRY 5」に対応できるゲーミングPCを購入することだと思います。