今年2018年1月9日にGeForceの新機能として追加されたNVIDIA Freestyleを試してみました。
NVIDIA Freestyleを利用するためには、最新のGeForceドライバにてβ版の登録をしなければなりません。
NVIDIA Freestyleの機能
対応したゲームに、以前紹介した対応したゲームでフォトモードを実行することができるAnselの色彩変更機能をそのままゲーム中でも継続する機能です。
プレイするゲームをグレースケールやセピア超に変更することも可能ですし、もっと細かい色調の変更も可能です。
自分好みの色彩でゲームを変えてしまうことも可能です。しかしフォトモードをしたいのであればAnselで十分だと思います。
個人的に使ってみて便利なのは、コンストラストや露出を強制的に上げることにより、FPSで考えれば暗所でも敵が見えやすくなります。
演出のために視認性の悪いMAPなどもこの機能を使えばみやすくなるので、便利と言えばとても便利です。
NVIDIA Freestyleを使ってみた感想
フォトモードとしてはAnselが確立されているので、正直ものすごく便利と感じることはあまりありませんでした。
気分転換にも貢献できるとは思います。しかし、わざわざこの機能を使ってまでゲーム中の色調を変更したいか?というと微妙だと思えます。
モニターのコンストラストと露出調整でも十分に輝度や明度の調整ができると思いますが、それでももっとゲーム内の表示を明るくして視認性を上げたいということであれば使えるかもしれません。
Anselのフォトモード機能をゲーム中にも適用できるという発想は面白いですが、ゲーム中にその反映をしても使いどころがいまひとつピンと来なかったというのが素直な感想です。
彩度などを上げて、自分好みな色調でゲームをしたいという人等であれば、それはそれで楽しめるかもしれません。
まとめ
面白い機能ではありますが、必要か?というとあまり必要性は感じませんでした。アーティスティックなゲーム動画を撮りたい、インスタ映えしたいなら使いどころがあるかもしれません。
色調よりAnsel内のカメラ視点を自由にゲーム中に適用することができるようだったらFPS視点のゲームを無理やりTPS視点にできるなんてことができたらFPS酔い解消にもなって面白いと思います。