先日某TV番組中に言われたキーワードが物議を醸す問題だと思ったので取りざたしてみました。
『インターネット検索に頼ってばかりいると頭が悪くなる』ということですが、本当に頭が悪くなるのでしょうか?
検索の仕方や使い方の問題
私の個人的な意見では、検索自体は悪い行為ではないと思います。『わからなかったら調べる』という行為が辞書や文献からインターネットに変わったことで便利な面も増えております。
しかし、以下の状況の様になってしまうと検索だけに頼る行為は問題であると言えます。
検索の仕方を変更しない
検索の仕方が一辺倒で、多角的な検索をせず、『○○ △△』というキーワードで検索したらそれで終了してしまうのは情報が偏ります。
検索して出てきた情報を鵜呑みにする
検索してWikiに書いてあったので正確な情報である。実際に試しもせず情報をまるまる鵜呑みにして噛み砕くこともせず、吟味もせずであれば問題だと思います。
どんな情報もまず疑って、本当にその情報が正しいのか?と考えることが大切です。
検索して出てきた情報を覚えない
後で検索すればまた同じ情報はいつでも出てくるからという理由で、折角検索した情報を覚えず自分のモノにしなければ、それは全く意味がありません。
検索した情報をアウトプットしない
検索した情報をインプットせず、更に自分の言葉としてアウトプットできなければ、自分の身についたとは言えません。
自分なりの解釈を添えて、自分の知識、知恵とできなければ、検索マシーンと変わりありません。
コピペで終了してしまう
検索して出てきた情報も覚える、自分の言葉にもせずコピペで済ませてしまうのも良くありません。自分の言葉に置換するだけでも大分違うと思います。
検索する行為にも意思を加える
検索に頼るのは決して悪いことではありません。そこからどう活用し、自分の意思を加えられるかが大切です。PCやタブレットやスマホと言った便利なツールも、結局はそのツールを使う人間の資質次第だと思います。
検索した情報の一片だけでなく、その情報の根幹を考えて自分なりに思考を養うことが大切だと思います。
検索+αが大事
検索した後に、実際に自分で試してみることが一番大事だと思います。私もPCで気になることがあれば調べた後に実際に実行してみると見えなかったことが見えてきます。
そして更にその実行したことを文字にするなどアウトプットするとより自分の知識や知恵になると思います。
ゲーミングPCについて色々調べて検索していったおかげで、勉強になることも多く趣味や仕事にも役立っております。検索することは決して悪くないことだと私個人は考えます。