先日ゲームをプレイする上で納得する課金要素はという記事を書いた後に、スターウォーズバトルフロント2でアンロック課金により炎上するということがありました。
実は先行トライアルでも遊んでいたのですが、スターウォーズにそれほど興味が無かったのですが、今回ソロプレイでも遊べるキャンペーンモードが楽しかったことだけ覚えております。
キャラクターのアンロック要素に問題あり
今回炎上の原因となったのは、ダースベイダー等の有名キャラクターを使用するとなると、課金をするか途方も無い時間のプレイをする必要がある状態となっていました。
あまりにも問題となって海外のユーザーレビューが限りなく0近い数値になるなど、前代未聞の事態を引き起こしました。
アンロック課金は日本でも海外でも問わず、フルプライスゲームではとても嫌がられるので、有名なゲーム、しかも有名な題材であるスターウォーズだったこともあり、この結果になったと言えます。
ある意味問題になって良かった
有名なゲームで炎上してしまったのは悲しいことですが、ある意味アンロック課金が喜ばれないことが知れ渡ってよかったのでは?と考えられます。
安易なアンロック課金による課金の促しは、ゲーム製作会社にとっては楽であるかもしれませんが、ユーザーにとっては本当に苦痛です。
基本無料ですと、アンロック課金の匙加減は全く別物になりますが、フルプライスで既に1万円近い金額を支払っているゲームに、アンロック課金要素を追加するのは良い判断とは言えません。
この炎上を見て、今後発売するフルプライスゲームには安易なアンロック課金を入れるようなゲーム製作会社が無くなることを祈りたいです。
アンロック課金による問題は
アンロック課金が何故嫌がられるか?というと、現状スマホのアプリゲームのような札束での殴り合いになることにより、ゲーム性が失われることが一番の問題だと思います。
課金した方が強いという、技術的にも競技的にも全く面白くない展開になってしまいます。良い道具を揃えるのとは別問題で、キャラクターの差や武器の差で勝敗が決まってしまうことはマルチプレイゲームとしては致命的であると言えます。
しかもその原因が科金額の差であったら、ユーザーとしては納得のいかない展開だと思います。対価を支払うと言ってもゲームバランスを崩すような要素を課金対象にするのは大変いただけないことです。
ユーザーが楽しくなる課金要素を増やして欲しい
ゲームで見た目が変わるスキン等の課金は、ゲームバランスを崩壊させるものではないので喜ばれる側の課金だと思います。アンロックではない追加シナリオなども喜ばれると思います。
ユーザーも対価を支払う以上は、それなりの手間がかかって欲しいと思うものです。しかし企業としてはなるべく手間を減らして課金して欲しいと思うところだとも思います。
ある意味『課金慣れ』してきてしまった土壌もありますが、アンロック課金は荒れやすいので今後は自粛して欲しいものです。経営が苦しい、開発が苦しいということであれば、ゲーム会社側からもSOSを発信していただければ、ユーザー側も課金も辞さないと思います。
今回のスターウォーズバトルフロント2のような過度のアンロック課金はブランドイメージも悪化するので、無くなって欲しいと改めて思いました。
EAについては、Origin Accessのサービスに満足しきっているので、なんならOrigin Accessの月額料金を上げても良いのでは?とすら個人的には思えます。