2017年11月時点で早期アクセス中のRemothered: Tormented Fathersをプレイしてみました。
Remothered: Tormented Fathersってどんなゲーム?
クロックタワーに影響を受けて作られたゲームらしく、プレイヤー少女の行方を捜しに来た女性を操作します。
しかし、館の中で恐ろしい光景を目にし、命を狙われてしまうようになります。襲ってくるのは館の主、何故か裸にエプロン姿で
Remothered: Tormented Fathersをプレイするには?
最低動作スペック
- CPU:Quad-core Intel または AMD processor, 2.5 GHz以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce 470 GTX または AMD Radeon 6870 HD以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
推奨動作スペック
- CPU:Quad-core Intel i7 または AMD processor, 2.5 GHz以上
- メモリ:12 GB以上
- GPU:GeForce GTX 1060以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
推奨環境を満たしたいようであればミドルスペック以上のゲーミングPCが必要です。
Remothered: Tormented Fathersの良いところ、悪いところ
Remothered: Tormented Fathersの良いところ
- クロックタワーが好きなら楽しめる内容
- グラフィックや音楽は頑張っている
Remothered: Tormented Fathersの悪いところ
- 操作系統は煩雑、若干ストレスが溜まる
- ゲーム内容的には前時代的
総合感想
クロックタワーに影響を受けたというだけあって、ほとんどクロックタワーのような展開です。しかし、クロックタワーも今では22年前のゲームです。
ゲーム性が進化しないまま、グラフィックアップだけされた印象を受けるゲーム性なので、その点が少し気になりました。一応部屋にある武器になりそうなものは投擲することで、敵を怯ませることが可能ですが、効果的なダメージソースではありません。
あくまで怯ませてから視界外に逃げてクローゼットやソファー下に隠れるという作業を延々繰り返しつつ、館の謎を解くという状況が続くので敵は邪魔者でしかありません。
任意で、物を投げて破壊して敵を呼ぶという行動も可能ではあるので、そのプレイスタイルに喜びを見出せたら楽しめるゲームだと思います。作業や単調と感じる人は合わないと思います。
個人的な意見としては、ホラーゲームというよりもバカゲー寄りのゲームという印象を受けました。まず敵が裸にエプロンのおじいちゃんです。格好がクレジー過ぎて思わず笑ってしまいました。
そしてプレイヤーが操る女性主人公にもツッコミ要素が多すぎます。まずヒールで逃げ回っているのですが、敵のおじいちゃんは音感知能力が凄いのですが走るとヒールのコツコツ音がすごいのです。『逃げるときはヒール脱げよ・・・。』と思ってしまいました。
また、敵がいるわけではないところでも隠れると、息遣いが急速に荒げだします。間違えてクローゼットに入ってしまっただけで『はぁはぁはぁはぁ・・・。』となるので、違和感を通り越してこれも笑ってしまいました。
カメラワークも意図的に悪いのかわかりませんが、アイテムを取得する際にカメラ位置が悪いとアイテム反応しなくなるのが結構煩わしかったです。
いくつか気になる点も挙げましたが、酷いゲームではなくあくまで愛のあるツッコミ要素が多いゲームだと思います。しむらうしろー!的な楽しみは味わえると思います。
B級ホラーやC級ホラーが好きな人に楽しめるゲームではないかと思います。最初に自由に館を歩ける際に、館のマッピングと隠れるスポットを書いておくとスムーズに遊べると思います。