PC3やXbox360の時代が終わり、一人一台スマートフォンの時代となりスマホゲームが主流となりはじめている今の時代ですが、最近またコンシューマーゲーム機とPCゲームが元気を取り戻しているのでは?と感じます。
ゲーム市場の住み分けが完成してきた
2013年頃では、スマホ等のソーシャル化の波に飲まれゲームは様々なプラットフォームで入り乱れておりました。しかし今は住み分けができていると感じました。
感じた理由としては、TGS2017に行き、スマホアプリゲームの出展がかなり減っていたことを見て思いました。私はTGS2013にも行ったのですが、その頃はスマホのゲーム出展も多くあり入り混じっていた印象でした。
どうしてもスマホのゲームは、ゲームのクオリティよりも、いかに課金させるか?ということに特化していて、古いゲーマーにはウケるような要素が少ないと感じておりました。
これはブラウザゲームにも言えることなのですが、ゲーム性としては『浅いく広い』印象があります。プレイしているユーザーも『ながらユーザー』や『暇つぶしユーザー』が多いと思います。
廃課金とまで言われる重課金をしている人は、ココでは置いておきますが、そこまで人生にゲームの重点を置いていない人や主にSNS等でのコミュニケーションツールとしてゲームを扱っている人も多いと思います。
対してゲームを『趣味』として扱っているような人は、クオリティの高いゲームを好みます。ゲームは暇つぶしではなく、ひとつの体験を味わうものになっていると思います。
そして、ソーシャルメディアが発達したおかげでデキの悪いゲームはすぐに悪評が立ってしまいます。開発費の多くかかるゲームで悪評が立ちゲームが売れなくなってしまうのは、かなりの痛手であると言えます。
据え置きゲーム全盛期の頃から比較すると、新規ゲームのラインナップの数は少ないですがよりクオリティの高いゲームが発売されていると感じております。以前より書いておりますが、クオリティを重視しないゲームは簡単に淘汰されてしまうと思います。
クオリティが高ければ息の長いゲームに
任天堂Switchで発売されたゼルダの伝説のように他のゲームを研究し、長い年月をかけて開発したゲームも出てきました。
最近ではPUBGのように宣伝もありますが、過去は奪いされたゲームの経験を培って出来たゲームもあります。独特なゲーム性とストーリーで売れていったニーアオートマタ等も記憶に新しいです。
こういったゲームの発売を見ていると、スマホゲーム等に押されていてPCゲームやコンシューマーゲーム機等の据え置きゲームは大丈夫か?と思ったこともありましたが、懸念であったのではないか?と最近思うようになりました。
スマホのゲームはスマホのゲームで進化をしていけば良いと思うので、PCゲームユーザーとしては、PCゲームはクオリティの高いゲームとして進化していってもらえればと思います。
たかがゲームですが、されどゲームです。今後もゲームが進化して行けば、ユーザーの評価も上がると思います。
確かに二番煎じのゲーム等も多いですが、ソーシャルゲームとの住み分けもできてきた今、確実にクオリティの高いゲームは進化してきていると思います。