USBの新規規格USB3.2が正式に発表されました。USB3.0から3.1ときて更に3.2とかなり刻んできております。4.0じゃないのか?となりました。
ソース(PDF):http://www.usb.org/press/USB-IF_Press_Releases/USB_3.2_specification_published_USB-IF_PR_FINAL.pdf
USB3.1と何が違うのか
USB3.2になったと言われても一体何がどう違うのか?ということが一番気になるところだと思います。
USB3.2はUSB3.1のバージョンアップということで、最大の売りは『マルチレーン』です。『マルチレーン』にてケーブル内の通信環境が理論上2倍に向上すると言われております。最大転送速度は20Gbpsになると考えられております。
また現在使用しているUSB3.1対応のケーブルで『SuperSpeed USB10GbpsまたはSuperSpeed+』のロゴが付いた対応品であれば、ケーブルの買い替えは必要無いということになっております。
いつから対応になるのか
今はまだUSB3.2規格が発表された段階なので、USB3.2の端子を搭載した製品が発売されるのは、2018年または2019年以降と考えられます。
早急に何かをしなければいけないわけではない
発表こそされましたが、消費者としては急いで何か対応をしなければならないということは無さそうです。
USB2.0も十分使っていられる状況ですし、USB3.0やUSB3.1の端子だって、外付けHDD(SSD)あたりで使う程度です。
対応するケーブルを所有していれば、ケーブルの買い替えを早急にする必要も無さそうです。
どちらかというと、USBの端子の規格を合わせてくれた方が嬉しいです。miniUSB、microUSB、USB-TypeCなど、地味に端子が似ているケーブルが面倒であります。
変換コネクタも使っていますが、速度UPよりも、端子の規格統一の方をなんとかして欲しいと思います。自宅に使用頻度の下がっているけど、必要なときがあるから捨てられないというケーブルが沢山あって困ります。