いまだ品薄ではありますが、5万程の価格で購入できる格安VRデバイスであるPSVR。
購入したは良いけどPS4で遊べるVRゲームの数もまだ少ないので、できればもっと色々なゲームで遊ぶためにPCでの使用はできないのか?と考えるひともいるはずです。
公式ではないので自己責任になるが遊べないことはない
PSVRをPCで認識させることができるソフトがあります。ソフト名は『Trinus PSVR』というソフトです。
このソフトがあれば『SteamVR』などでPSVRを使用することができるようになります。コチラから『Trinus PSVR』をまずダウンロードしましょう。
PSVRをPCに繋ぐ
そしてPSVRをPCにセッティングします。セッティング方法はPS4の際とおおよそ一緒です。PS4HDMIの端子とUSB端子をPCに繋げば大丈夫です。HDMITVのポートはモニターなりTVなりに繋げば良いでしょう。(HDMITVは接続しなくても良いです。)
接続が終了した後に『Trinus PSVR』を起動させます。『Trinus PSVR』の中にある『How to』をクリックし『install』をクリックすると『SteamVR Driver』と出るのでインストールしましょう。
PSVRをモニターとして認識させる
モニター画面で、右クリックをして画像の解像度を選択するとディスプレイの表示の変更画面にうつるので、そこで認識されているPSVRのモニター解像度などを変更します。
PSVRの解像度は1920×1080なので、その数値にあわせるようにしてください。その後『Trinus PSVR』内の設定をまた変更します。
『Main』をクリックして、『Mode』を『SteamVR』にあわせます。映像を出力するモニターを先程PSVRを認識させたモニター名称と合わせましょう。
PSVRのリフレッシュレートをあわせる
『SteamVR』のリフレッシュレートは90hz推奨なので、PSVRへの信号を90Hzに変更します。こちらは使用しているGPUのドライバに応じた設定が必要になります。
NVIDIA製のGPUでしたら『NVIDIA コントロールパネル』から『解像度の変更』を選択して『リフレッシュレート』を90に変更します。変更するようにしましょう。ここでも『解像度』が1920×1080でなかったら1920×1080にします。
いよいよPSVRの起動
PSVRの電源を入れ、『Trinus PSVR』の『Main』を押し設定が間違っていなければ『Start』を選択します。
『SteamVR』を起動させたら、PSVRの認識をさせます。『SteamVR』でセットアップの実行を行なうと、細かい位置情報やセンサーの確認などを行います。
『Trinus PSVR』で更に『Position Tracker』という項目でポジション修正を行なう必要があります。この操作にはPCに外部カメラが必要となるのでPSVRで使用しているカメラか認識しなければ簡易的なWEBカメラの導入が必要です。
SteamVRのゲームをプレイするには
モーションコントローラーなども必要なゲームですと、コントローラーが必須となります。Xboxコントローラーなどで遊べるゲームでしたら、別途PCに接続しましょう。
正式サポートでは無いので、Oculus Riftやhtc Viveなどと比較したら、しっかりと遊べるゲームは少ないとも言えます。
しかし、PSVRが折角あるのだからということでPCでの使用を試したい人には自己責任ではありますが、十分なソフトだと思います。
PC上であれば、インディーズゲームなど、実験的なソフトも数多くあるので、PSVRをもっと活用したいという人には『Trinus PSVR』を導入してのPSVRのPC上での使用は十分遊べるものだと思います。