Adobeから Flash Playerの配布は2020年で提供終了となるアナウンスがありました。（https://blogs.adobe.com/conversations/2017/07/adobe-flash-update.html）
Flash Playerが使えないとどうなる？
いまだにFlash Playerで動作しているところがどれだけあるかわかりませんが、Flash Player準拠で動作していたコンテンツは視聴することが不可能となります。
昔はFlashアニメなどが流行しておりましたし、各動画サイトもFlash Playerありきで動作しているものもほとんどです。
しかし、現状HTML5に移行してきており、Flash Playerで動作しているコンテンツは減少している傾向です。
この報告をうけ、Flash Playerで動作しているコンテンツは別の動作環境に移行していくこととなるでしょう。
なんでFlash Playerが無くなるの？
Flash Playerには、脆弱性があると言われております。更にFlash Playerを使ったウィルス攻撃や遠隔操作なども行なわれ、都度行なわれるFlash Playerのバージョンアップをしないと、攻撃の標的にされるような常態です。
人によっては、必要なときだけFlash Playerを動作させるということにしている人もおりますが、面倒なことには変りありません。
こんな状況であったので、Flash Playerの配布を辞めるという判断に至ったのだと言えます。良い道具も悪用されると、どうしようもなくなってしまうということです。
いまだにFlash Playerで動作するコンテンツは
早急に移行を済ませないと、時代に取り残されてしまうと思います。全盛期はとても便利ではありましたが、今は頻繁に更新案内されるのも厄介で仕方がありません。
Adobeはフォトショップ等でもお世話になっているので、今後また別のサービスが開始されることを祈っております。
HTML5はどうなの？
実はHTML5も脆弱性が無いとは言い切れません。非常に多機能になり便利になった反面、攻撃をしてくる人にも多様な攻撃方法を与えるツールともなっております。
しかしHTML5では、スマートフォンやタブレットなどでの視聴が最適化され使いやすいという特徴があります。PCよりもスマートフォンやタブレット等がメイン市場となってきているのでHTML5はどんどん使われるようになると思います。
今後セキュリティ面も強化されればHTML5は息の長いツールになっていくと思うので、開発者の方達には頑張って欲しいところです。
