PCサイトなどで見るベンチマークの数値ですが、そもそもその数値が良いのかすらわからないという方も多いと思います。
その数値をあてにして、新しいPCやパーツを購入しようにも、数値が大きい方が良いことは理解できるが実際どんなものかわからないという人もいらっしゃると思います。
ベンチマークの数値は単体では理解しがたい数値
このCPUのベンチマーク数値は●●でした。どうです?凄いでしょう?と言われても、PC初心者には全くピンと来ないはずです。
最初に比較するものがわからないのですから、それは当然の反応だと思います。
例えば車であれば、この車は時速300kmまで出せて、更に燃費も1リットルで100km走行可能です!(架空の車です。)と言われれば理解がしやすいと思います。
車の性能は目安となる性能がわかるからです。しかし、車の性能がわからない人でしたら、それって凄いの?となってしまうかもしれません。
ベンチマークも一緒で、最初に目安となるPCの性能がわからないと、一体その数値が凄いのかどうかすらわかりません。
ベンチマークも違うと意味が違ってくる
ベンチマークを行なうにあたって、別のベンチマークを使用して数値を比較しても意味がありません。
あるベンチマークでは良い数値が出ていたパーツでも、違うベンチマークでは数値の値がうって変わってしまう場合があります。
性能を比較するのであれば、同じベンチマークを使うことはアタリマエだと思います。
結局ベンチマークの数値はどこを頼りにすれば良いか?
CPUでよく使用されているのはPassMarkのソフトです。(http://www.cpubenchmark.net/)、コチラでダウンロードすると、PCサイトなどで出されている数値と比較しやすいと思います。
プレイしたいゲームがあるのであれば、ゲームによってはベンチマークソフトを配信しているところもあるので、その数値をあてにすると良いでしょう。
自分が購入しようと思っているPCスペックを取り扱っているサイトの数値を参考にすると良いと思います。
メモリやストレージなどは、書き込み(Write)速度と読み込み(Read)速度などが分かれており、どちらを重視したいかによって変わってきます。
どちらの速度も良い数値であれば良いのですが、値段と相談となるとデータの書き込みを重視したいのか、読み出しを重視したいのかによって変ると思います。
GPUは3DMark(http://www.3dmark.com/)というベンチマークが有名です。こちらもPCサイトで使用されている頻度が高いのでこのソフトをインストールして比較すれば良いかと思います。
まだPCを持っていないという方には、何と比較すれば良いのか?と思われることも多いですが、まず欲しいPCのベンチマークスコアを探り、そこからプレイしたいゲームの推奨PCの数値を探ってみると良いでしょう。
ユーザーのブログでベンチマークの数値を公開しているところもあるので、参考にすると良いと思います。
ベンチマークの数値だけ出されてもわからない・・というのは当然のことです。しかし一歩踏み出して数値の比較をしだすと理解できるものなので、まずはちょっと調べることから開始してみると良いでしょう。