Windowsの次のエディションとして噂があがっているのがWindows 10 Cloudだそうです。
一体Windows 10 Cloudって何?ということですが、正に雲をつかむような話になってしまいます。
わかりやすくいうとChromebookのWindows版です。ChromebookのWindows版と言われてもChromebookの良いところがわからないとピンときません。
Chromebookの良いところ
Chromebookの良いところ、凄いところって何?ということがわからないとWindows 10 Cloudの良いところはわからないと思います。
Chromebookの良いところは次に挙げる通りです。
- アプリなどもブラウザ上で全て動くためストレージ保存にはOSとブラウザだけでよくローカルでのデータ保存が不要となる
- 上記理由でパソコン等への要求スペックが少ない
とにかく、ブラウザ上で全てのアプリやソフトが動くので、ローカルデータ保存が必要なく、Chromebookを作動させる機器についての要求スペックが低いものであるという事です。
動作環境に高い機能が求められないということは、それだけCPUやメモリなども高性能な物が必要無いのでコストパフォーマンスが下げられるということです。
デメリットとしては、WindowsOSで使用していたデータなどが同期できないことがある、使えないことがあるという事です。
Chromebookのデメリットを解消するWindows 10 Cloud
互換性があるから使えて当然だとは思いますが、Windows 10 CloudであればWindowsとの連携は同じWindowsとして行えて当然である機能だと思います。
そして、上記の様なChromebookのメリットが得られるということになります。低コストで持ち歩けるWindowsOSの端末が手に入るということになります。
肝心のWindows 10 Cloudの動作環境ですが、CPUにはCeleron以上のクアッドコアプロセッサー、メモリには4GB以上、ストレージの空き容量は32bit版なら32GB、64bit版では64GB)が必要となります。
また、Windows 10 Cloudのインストールには高速な読み書きができるeMMCまたはSSDが推奨されるようです。
Windows 10 Cloudは有用なものになるか?
まだ発売してみないとわかりませんが、どこまで通常のWindowsOSと互換があり、更に使い勝手が良いものか、動作が軽いか?ということになると思います。
データが全部クラウド上となると、ネット環境の問題もあります。今後の情報に期待したいところではありますが、色々な互換性次第では、有用なものになるのではないかな?と思います。