2017年3月21日にサービス開始となったPlayStation3のソフトがパソコンでも遊べる『PS Now for PC』で遊んでみました。
PS Now for PCってどんなサービス?
PS Now for PCはアプリをインストールすればWindows7以降のパソコンでネットワークを通してプレイステーション3(今後は4も)のゲームを遊べるサービスです。
アプリについては、こちらの公式ホームページ『PCでPS Nowを楽しむために必要なもの』(http://www.jp.playstation.com/psnow/pc-app/)からダウンロードができます。
アプリをダウンロード後はインストールを行います。インストールを行うとネットワークの接続テストが行われ、ネットワーク環境が使用に適していれば使用可能となります。
PS Now for PCを楽しむために必要なパソコンの環境は?
公式で案内されているのがCPUの性能はIntel Core i3 3.5Ghz以上、メモリは2GB以上必要ということです。
そして5Mbps以上のインターネット回線、そしてUSBコントローラー(DUALSHOCK3またはDUALSHOCK4)とPSNのアカウントです。
実際にPS Now for PCを遊んでみての感想
ここでは実際にPS Now for PCを遊んでみての感想を綴りたいと思います。
PS Now for PCアプリのインストールについて
特に時間もかからずにインストールできました、PSNアカウントも所持していたので、難なく手続きが完了し、インストールからの起動も問題なく行えました。
PSNアカウントを所持していない人は、アプリインストール後、新規登録もできるので問題ないと思われます。
画質について
画質はお世辞にも綺麗とはいいがたかったです。最近の高画質ゲームと比較するとちょっとモヤっとした印象を受けました。
プレイステーション4のゲームが出れば、もっと綺麗に見えるのかもしれません。
USBコントローラーについて
DUALSHOCK3またはDUALSHOCK4を推奨されておりますが、その他のUSBコントローラー(Xbox360コントローラー)でも楽しむことが可能でした。
振動しなかったり、DUALSHOCK3またはDUALSHOCK4のみについた機能を使うゲームには対応ができないようですが、今のところPS4のゲームはプレイ対象になっていなかったので問題ないと思います。
ネットワーク回線について
有線接続であれば、問題なく楽しむことができます。しかしながら、回線が混雑する時間帯や無線での接続ですと少々辛い状況が見受けられました。
回線が5Mbpsを下回る状況が続くと、自動的に回線不備と判断されて接続が切られてしまいます。協力プレイや対戦プレイのあるゲームですとネットワーク切断により迷惑をかけるか違反と捉えられる場合があるので、そういったゲームは有線接続でプレイすることをオススメします。
ネットワークの状態が悪い場合は画面右側に回線不良のマークが表示されますので、そういった場合はプレイを自粛しておいたほうが良さそうです。
無線LANで、同じ無線LAN回線を使用している家族が動画配信サービスなどを視聴していた場合など回線が保てないことが多いようです。
総合感想
パソコンの性能よりネットワーク回線の心配をした方が良いと思います。ネットワーク回線さえ安定していれば、問題なくゲームを楽しむことができました。
月額2,315円または3ヵ月で5,463円の定額コースに入ってしまえば、かなりのゲームをプレイし放題となります。セーブデータもクラウドで保存してもらえるので、容量も気にする必要がありません。
まだサービスが開始されたばかりなので、今後プレイステーション4のゲームもプレイできるようになれば、パソコンゲーマーにとってかなり嬉しいサービスになりえると思います。