横スクロールアクションアドベンチャーゲームであるPidをプレイしてみました。
Pidってどんなゲーム?
バスで居眠りをしてしまった少年が目を覚ましたら、機械じかけの生命体が活動する惑星だった。
しかも、この惑星にはバスはほとんど来ないという、果たしてこの少年はこの星から脱出し家に帰ることができるのだろうか?
少年には反重力ビームを発生させる装置があるので、それらを駆使して各ステージを探索していきます。
Pidをプレイするには?
CPUは2.6Ghz以上、メモリ1GB、GPUは特に指定なく、DirectX9以上をインストール済みであること。
Pidの良いところ、悪いところ
Pidの良いところ
- BGMが良い
- 難易度の高いパズル性
- ボリュームが大きい
Pidの悪いところ
- 日本語非対応
- もっさりとした操作性
- ジャンプの挙動と反重力ビームの相性
- 初見殺し多数
総合感想
主人公である少年を操って反重力ビームを発生させる装置を投げ床や壁などに設置することでステージクリアする方式のアクションアドベンチャーゲームです。
反重力ビームの使い方が重要なのですが、反重力ビーム中にできるジャンプがもどかしい挙動になり、ちょっと操作がもたつく感じになるのが爽快感を阻害していると思います。
反重力ビームは画面上に生成できる数が制限されているため、そのことを踏まえながらギミックをクリアしていく必要があります。
反重力ビームで少年を浮かすも良し、敵を浮かすも良し、また反重力ビームを照射すると消えてしまうブロックや全く反重力ビームが効かない青形の床や敵などもあり、頭を抱えつつ攻略法を見出す楽しみがあります。
難易度は高めに設定されているので、パズル系のアクションゲームが好きな人には楽しめる作品となっております。BGMも良く効いていて心地よいです。
ボス戦などもあり、ボス戦も頭を使って倒す必要があります。ボス戦や各ステージは初見殺しなギミックも多いのですが、リトライまで時間もかからずデスペナルティもありません。
デスペナルティが無いので、ダメージカットのアーマーベストや爆弾などのアイテムもステージ中に取れる☆で購入できるのですが、リトライすればなんとかなってしまう、または敵から取得できるため、☆取得の価値があまり見出せませんでした。
安価な値段の割には1ステージが長く(ある意味冗長とも言える)やりごたえがあるので、歯応えのあるアクションゲームがプレイしたい人にはオススメです。
しかし、プレイしている内容としては一緒なので、反重力ビームの操作に慣れない、またはストレスを感じてしまう人は早々に飽きてしまうかとも思います。