Nvidiaが提供するGeForce Experienceというソフト内にあるゲームストリーミング機能を使用して、自宅にあるタブレットでリモートプレイを試してみました。
使用したのはこちらの以前購入したタブレットZenPad 8 Z380KNLです。
タブレットへのストリーミング配信の仕方
通常NvidiaのSHIELDを使用して、ストリーミングするのですが、今回アプリを使って無理矢理GeForce Experienceと同期する方法をとります。
アンドロイドOSのタブレットへMoonlight Game Streaming(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.limelight&hl=ja)というアプリをインストールします。
GeForce Experienceにて設定を開き、SHIELDを選択します。その後、母艦とするパソコンとタブレットを同じネットワーク内に接続した後、Moonlight Game Streamingを起動させます。
自動的にMoonlight Game Streamingが対象の母艦とするパソコンを検索し、表示されるので選択します。
選択後には、このSHIELD(タブレット)を認証するか?という表示が出ます。Moonlight Game Streaming上に表示される4桁のPINコードをGeForce Experienceに入力すれば認証が完了します。
認証が完了すると、母艦とするパソコン内にインストール済みのゲームのうちストリーミング対応できるゲームがMoonlight Game Streaming上に表示されます。
試しにゲームをプレイしてみました。
試しにゲームを起動させてみてプレイしてみました。感想としては・・・ネットの速度が安定しないとゲームとしては全く思うように動かない形でした。
Bastionとタイタンフォール2を起動してみたのですが、どちらもカクカクしてしまって全く動作がおぼつきません。
母艦のPC上ではしっかりと動いているのですが、肝心のタブレット上の表示がカクカクでした。これではゲームにならないと思えました。
結果としては、満足な結果は得られませんでした。我が家にはSteam Linkがあるので、家庭内でリモートプレイをするならばそちらで十分だと思えました。
単純にZenPad 8 Z380KNLのマシンパワー不足なのか、回線が悪かったのか、そのどちらかなのか?と思いましたが、Steam Linkでは問題なくゲームができているので、ZenPad 8 Z380KNLのマシンパワー不足かもしれません。
GeForce ExperienceとMoonlight Game Streamingを使用すればSHIELDが無くともゲームストリーミングができることは確認ができました。
しかしながら安定したゲームプレイをしたいのであれば対応するSHIELDを購入した方が安定したゲームプレイができると思います。
今回は残念な結果ですが、わかったことも色々あったので、『結果的には良かった』と思います。