パソコンをクリエイターPCやゲーミングPCにするために、GPUの購入の検討をしている人は沢山いらっしゃると思います。
だからこそ、すでに購入した方のレビューであったり、実際に店舗で見て実機の良し悪しを確認するなどという行為が必要になると思います。
しかし、できれば自分のパソコンに搭載をしてみて、自分のパソコンに合っていて、自分の使用したいソフトが動作するかも確認したいところです。
そんな時にGPUのレンタルサービスは無いものか?
GPUも決して安いものではありません。とくにGTX1080にもなると、6万円以上してしまいます。なかなかおいそれと出せる金額でもなくなってしまいます。
というわけで、レンタルサービスが無いか探してみたところ、オリックスでレンタルサービスをしているようです。(http://catalog.orixrentec.jp/itrental/detail.html?id=67172400)
ELSAのGD1080-8GERSTがレンタルできるようで、値段は基本料金が¥35,200に設定されておりました。そして日数により基本料金×●%となるようです。
ちなみに5日間のレンタル契約であれば基本料金×35%で済むようなのですが、それでも\12,000はかかるようになってしまいます。
6万円~8万円の品物の購入を検討するのに、\12,000はちょっと出せないかな?と私は思いました。1割程度の値段でしたら十分考えられるのですが、2割ともなると考えてしまいます。
米国で開始予定のオンラインGPUはどうか?
3月からNVIDIA社がオンラインでのGPUレンタルサービスを開始するとアナウンスがありました。(NVIDIA Unveils GeForce NOW For Mac and PC:http://www.geforce.com/whats-new/articles/geforce-now-for-mac-and-pc-announced-at-ces-2017?ncid=so-you-cs27gnnc-4931)
ただ、このサービスも微妙で結構速度の出る回線を用意して、GTX1080で約半日で2900円、GTX1060でしたら約1日で2900円です。
しかもオンラインなので、十分な性能が得られるかはさっぱり不明です。しかも米国のみなので、日本での適用に至るかは未定です。
レンタルサービスがあると嬉しいが価格設定が大変だと思います
高額な一眼レフカメラのレンタルサービスなども見てみると、やはり値段はかなり高価なものになります。
GPUも高価なことから、レンタルサービスが高価になってしまうのは仕方がありません。しかし、上記に紹介したような価格ですと、手軽に手を出すことはできないと思います。
そうなると、まだまだGPUの普及は敷居が高いものになりそうな気がします。私は既にGTX1060(VRAM6GB)を購入してしまい、オススメする側ではあるのですが、やはり高価なGTX1080やTitanXなどの性能には興味があり、試してみたい気持ちもあります。
メーカー側も、もしかしたら購入者が増えるかもしれないという先行投資を含めてレンタルサービスの普及をしてくれたら嬉しいのですが、いかんせん単価が高価なことと、壊れやすいこともあり、なかなか現状難しそうだと思えます。