PSVRやFF15の発売などで盛り上がっているPS4ですが、社会人や忙しい人ともなるとなかなかプレイできないのが現状です。
そこで活用したいのが、出先でもPS4がプレイできるというリモートプレイの活用です。
PS4のリモートプレイって?
PSVitaなどで、リモートプレイができることは周知の事実ですが、実はパソコンでもPS4をリモートプレイすることが可能です。
まず、リモートプレイをするためにアプリケーションを公式HP(https://remoteplay.dl.playstation.net/remoteplay/lang/jp/)よりダウンロードしなければなりません。
ファイルをダウンロードし、インストールするだけではあるのですが、注意が必要な点があります。
OSがWindows8.1もしくはWindows10でなければ起動しません。10で一度ダウンロードして、7にダウングレードしても起動だけできますが、結局DirectXの不具合かなにかで、強制終了させられてしまいます。残念です。
そして、ある程度パソコンとしても性能を求められます。CPUもCore i5-2450M以上(高品質を選択の場合)メモリも2GB以上あるパソコンが必要です。
また、PS4のコントローラーをリモートプレイするパソコンで認識させる必要があります。
アプリケーションのインストールが無事完了したら
OSとパソコンのスペックが適合していれば、インストールが完了し、アプリケーションを起動すると、プレイステーションネットワークで使用しているサインインID(メールアドレス)とパスワード(任意で設定しているもの)を入力する必要があります。
そして、環境設定でリモートプレイのビデオ品質とフレームレートを設定します。PS4を複数台所持している人は、どのPS4に接続するか選択も可能です。
リモートプレイは回線の状況にもよりますが、格闘ゲームや派手なアクションゲームをプレイするとなると若干遅延を感じます。
これはどうしても仕方がないところなので、数フレームが命取りになるFPSや格闘ゲームにはあまり向かないと思えました。
RPGやシミュレーションゲームなどまったりプレイするゲームであれば、あまり気にならないと思えますし、レスポンスも良かったです。
また、トルネの映像などもリモートプレイでは映せません。これは、どちらかというとスマートフォンアプリで表示したほうが、ストレスが無いと思うので、わざわざパソコンを使って、リモートでTV録画を見る必要は無いかな?と私は思ってしまいます。
その他、パソコンとPS4を使用してできること
今回PS4のリモートプレイですが、その逆にパソコンに入っている動画データをPS4で閲覧するということも可能です。
PS4にメディアプレイヤーをインストール、パソコンにもメディアプレイヤーをインストールし、パソコン側のメディアプレイヤーの設定で『ストリーム』を選択し、『メディアストリーミングを有効にする』をクリックし、有効にしましょう。
その後、『メディアストリーミングオプション』にて、『次の場所にあるデバイスを表示』を選択し、『すべてのネットワーク』を選んで『OK』をクリックします。
PS4の方でメディアプレイヤーを起動し、再生する動画の選択で『すべて』を選択するとPS4でパソコン内に保存している、PS4の再生方式に対応した動画が表示されるはずです。
パソコンとPS4が同じネットワーク上で認識されていて、どちらも起動していなければならない状況である必要があるので、よく確認してください。
PS4のリモートプレイは、出先でもゲームがしたいという我侭な人の欲望をかなえてくれる素晴らしいアプリだと思います。