パソコンの自作を考えている人は、パソコンのパーツと性能と今現在の価格帯は覚えておきたいところです。
自作の落とし穴は、規格や相性などの見落としです。そういったことが無いように、改めて確認しましょう。
覚えておきたいパソコンのパーツの性能
CPU
パソコンの頭脳であり、様々な処理を行います。性能がより高いものが良いですが、高性能なものは高価です。
また、注意しなければならないのは、マザーボードにつなぐソケットの規格です。
最近では、intelであれば、LGA1151、LGA1150が主流です。AMDであれば、SocketAM2+、SocketAM3というものがあります。
価格帯は、高価なintelであれば3万円以上 AMDであれば2万円程度と考えて購入しましょう。
価格が安いものは、それなりの性能になってしまいます。ゲームなどをせずネットの利用のみなどの人は価格を下げても良いでしょう。
マザーボード
上記CPUなど、その他のパソコンのパーツを取り付ける、中枢神経の役割を果たしています。
チップセットと呼ばれる規格により、CPU、メモリなどの相性が変ってきます。
チップセットもintel、AMD、nVidia社が製造しております。CPUで述べたソケットの規格を確かめて、合致するチップセットを搭載したマザーボードを購入しましょう。
価格は1万円~となっております。性能がよく、パーツスロットも多いマザーボードは高価です。
また、パソコンのケースにあわせ、大小の規格があるので、パソコンのケースに合った大きさを購入しましょう。
メモリ
パソコンの一時記憶、作業台をつかさどるパーツです。
こちらもチップセットによってメモリの相性がかわってきます。DDR4とDDR3が主流となっております。
最近では1万円も出せば十分な容量(8GB~16GB)のメモリが手に入ります。
ストレージ
HDDやSSDといった、パソコンのデータを保存する記憶装置です。
最近はかなり安価になってきております。SSDでしたら1万円~2万円、HDDでしたら3TBで1万円程度なので、このくらいの容量があれば、満足がいくパソコンが作成できると思えます。
GPU
ゲーミングPCなどを作成するのでしたら、絶対に欲しい品物です。
こちらはnVidia製とAMD製がメインとなっております。今現在でしたら、nVidiaでしたらGTX1060(価格は3万円以上)とAMDでしたらRD-RX480(価格3万円程度)を購入するのが性能も程度も良いと思います。
ハイエンドPCでしたらGTX1080が良いと思われますが、こちらは高価で7万円以上~となっております。
電源ユニット
電源ユニットは、それぞれのパーツに命である電気を流す心臓のようなパーツです。
このユニットが壊れると、他のパーツにまで以上電流などが流れて、パーツが壊れかねないため、なるべく良いものを厳選するのが良いです。
価格は、負荷によりことなりますが、GPUをつけるなら750W以上は欲しいところです。1万円以上はかけたいところです。
性能と価格を吟味して、自分にあったパソコンを自作する。
キーボードやモニターやマウスなどは好みがわかれるところでありますので、こちらについては記載しません。
まずは、パソコンの本体をしっかり自作してみると、パソコンのことがより深く知ることができ、愛着がわきます。
BTOショップなどでもパーツ毎で購入できるので、是非一度はMYパソコンを自作してみることをオススメします。