BTOショップでBTOパソコンを購入し、数年も経過するとやはり性能も停滞し、新しいゲームなどを動かすとなると困難になってきます。
しかしBTOショップで購入した、デスクトップPCであれば、パーツを交換するだけでまだまだ高性能なパソコンに復活することも可能です。
パーツの交換などは容易なのか?
パーツの交換は、端子さえ間違わなければ、プラモデルよりも簡単です。端子のつけかえをする際には、事前にスマートフォンやカメラで画像を撮影して、配置などを記録しておきましょう。
端子さえ間違えていなければ、古いものを抜いて、新しいものを挿すだけであります。しかしながら、注意したい点がいくつかあります。
パーツの互換性をしっかり知っておこう。
交換するパーツには互換性が無ければ交換は不可能です。まず、交換したいパーツの互換性をよく確認しましょう。
メモリ
メモリにはDDR3、DDR4といった規格があります。マザーボードが対応しているか確認が必要です。交換の前に説明書で対応しているメモリの確認をしましょう。
CPU
CPUにはソケットとチップセットの相性があります。こちらも交換の前にマザーボードが対応しているか確認が必要です。
マザーボード
マザーボード自体を取り替えるとなると、逆にCPUやメモリが過去のものが接続できるか確認したほうが良いです。
ストレージ
基本的に互換のあるものですが、2.5インチと3.5インチがあります。こちらの大きさも確認をしておきましょう。
GPU
こちらはケース内に収納できる大きさであるかどうかの確認が必要であると言えます。
差し換えたら、BIOSやドライバなどの設定をしましょう。
中身を入れ替えたら、しっかりと不具合がないように設定を変更しましょう。基本的に自動的に認識してくれることがほとんどですが、GPUなどはドライバをインストールした方が良いでしょう。
わからなかったらパーツを購入した店舗かサポートセンターへ電話をする。
わからない、動かないなどの不具合を生じたら、パーツ購入店か、サポートセンターなどに電話連絡を入れましょう。
知人、友人などに依頼するのも良いですが、あまり良いこととは言えません。原因のわからない不具合は意外に時間をとられる場合があります。
いくら知人、友人だからと言って、おいそれと診断・修理などを依頼すると、折角の関係にヒビが入りかねません。もし、お願いする場合は、相手の対応に敬意を払いましょう。
自作PCはパーツ交換の積み重ねから。
自作PCは結局のところ、パーツを組み合わせて、OSやドライバを自力でインストールすることだと思ってください。
大元はBTおパソコンでも、そのうち全てのパーツを組み替えてしまえば、自作PCと言っても過言ではないでしょう。
BTOパソコン、とくにデスクトップPCは自作化が非常に楽です。パソコンのことを理解していくためにも後々のパソコンの扱いが簡単なBTOショップの活用は非常に利便性が高いものと思えます。