そろそろ季節も夏が見えてきました。とくに最近は湿気もあいまって暑いですね。
こんな暑さだとパソコンから出る熱による、パソコンのオーバーヒートが心配になってきます。
パソコンへの暑さ対策は必要となるのでしょうか?
パソコンの冷却方法
パソコンには、空冷と水冷があります。ほとんど市販されているパソコンは空冷ファンが搭載されております。
スティックPCやミニPCやタブレットなどですと、ファンが搭載されておらず、空気孔からの排熱のみになっております。
パソコンは冷やさないと駄目なの?
通常の使用でしたら、おおよそパソコンを冷やすことは必要がありません。最近のCPUやGPUなどは、性能をアップして、消費電力も抑えられているので、あまり熱がこもるようなこともありません。
よほど高い負荷がかかるような作業をしなければ、高温になることもないと思われます。
高い負荷がかかる作業としては、高画質の動画の再生、編集や3DCGのレンダリングや作成と再生、高画質ゲームの動作になってきます。
こういった負荷の高い作業を性能の劣るCPUやGPUで行った場合は、高い負荷がかかるとともに、発熱がされます。そして高温になりすぎてしまった場合、動作不良や最悪器機の故障にまでつながってしまいます。
温度の対策としては?
一番良いのは室温を下げることです。エアコンで部屋の温度を下げ、さらにパソコン内部に風がいきわたるように、パソコンの通気孔をしっかり掃除しておきましょう。
パソコン自体を通気性の良いところに設置することも忘れないようにしましょう。物理的に冷却する方法もありますが、あまり急激に冷やすと、パソコン内部に湿気が発生して、結露が発生しパソコン内部が短絡してしまう恐れもあるので、急激な冷却、湿度のある冷却は控えましょう。
最初から冷却性能の高いパソコンを購入する。
Sycomなどでは、ハイドロPCと謳った、水冷モデルのパソコンがラインナップされております。
自分で水冷ファンを設置するのは敷居が高いですが、こういった専門的なショップで予め設置されているBTOショップで購入すると、問題が少ないですし、問題があっても保証があるので安心です。
温度対策のまとめ
- 室温に気遣う。
- 湿度に気遣う。
- 高負荷な作業を行わない。
- 掃除をこまめにする。
- 排熱効率の良いパーツに交換する。
- 排熱対策をされたパソコンを購入する。
上記のことがあげられると思いますので、高負荷な作業を行うようでしたら、それなりに高性能なパソコンで、しっかりと排熱対策などをとられたパソコンを購入することが望ましいです。