パソコンは精密機器なので、いきなり壊れてしまうことがあります、その他衝突、踏みつけなど色々な外的要因もあると思いますが、内部の故障によるものも多くあります。
パソコンが壊れてしまった際に、修理に出した方が良いのか、はたまた自分でなおせるものなのか?判断に困るところがあると思います。
最近友人のパソコンが壊れた、ということで、修理の相談などをうけましたので、経験も踏まえて書いてみたいと思います。
パソコンが故障かな?と思ったときに確認するべきこと
電源が入っているか確認する
そんなまさか?と思う人もいると思いますが、コンセントの大元が抜けていたり、電源ケーブルの中継点が断線していたりと、意外に呼ばれて修理にいってみたら、電源が入ってなかった、ということはあります。
モニターの接続ケーブル端子がしっかり接続されているか確認する
こちらも多いのですが、VGAケーブル、DVIケーブル、HDMIケーブルが抜けていたりすることもありました。
起動の際に異音が無いか確認する
ビー、というビープ音がある場合、キーボードの上に何か乗っていないか、などを確認してください、本の端が乗っかっていてビープ音がしていたこともあります、HDDでしたらカリカリという軽快な音をたてているかを確認します、いつもと違う音がしている、そういった異音がしている場合はHDDが原因となっている場合があります。
パソコン内部の接続端子やCPUファンなどの動きを確認する
電源ユニットがイカれてしまった場合は、どこもかしこも通電してないので、CPUファンがまわってなかったりと確認できます。
物理的ではなく内部的なエラーだとしたら
電源は入るけど、すぐに立ち上がらなかったり、ずっとOSが立ち上がらなかったりとするとマザーボードがおかしくなったか、HDDやSSDなどが壊れてしまったかになると思います、交換できる部品があれば、交換して試してみるのも良いでしょう。
自分で修理できる?できないの判断は?
正直、部品交換でなんとかできるもの以外のものは専門的な知識が必要となります、なおすつもりが更に不具合をエスカレートさせることにもなりかねませんので、部品交換以外は修理業者に依頼するのが良いでしょう、知人に頼るのも良いと思いますが、甘えすぎに注意しましょう、トラブルのもととなります。
修理の際は、一度金額を見積もってみる
正直、HDDやSSD内部のデータにバックアップがあるようでしたら、最近では起動するだけのパソコンであれば、新規で安価なものを購入してしまうほうが安い状況です、HDDやSSDの復旧が一番莫大な費用となるでしょう。
更に、液晶やマザーボードは高額になりやすく、一回の修理で、数万円〜数十万円以上となる場合もあるので、それでしたら新規で数万円のパソコンを購入するほうが良いです、ですので、一番大事なデータは豆にバックアップをとっておくのが一番賢いやりかたになります。
もし修理を業者にまかせるのなら、お見積もりは最低でも3社からとるようにしましょう、正直どこもパソコン修理は原価である部品に、手間賃を乗せてくるので、その手間賃がどこまで安価にできるか?ということになります。
しかし、データ復旧などは最近大容量化するHDDのおかげで、手間がかかることも事実なので、原価でお願いは横暴すぎるので、3社以上からお見積もりをとって、比較検討するのが賢いやり方です。
まず、確認、そして見積検討を
至急ということでなければ、しっかり故障の原因を確認し、自分で対処できる部分を見極め、どうにもならない場合は、しっかりとお見積もりをとることを心がけが必要です。
幸い私の友人は、修理交換になるような症状はありませんでした。(電源のコネクタが断線していただけだったので電源ケーブルを買いなおした。)、慌ててしまう前に、まず色々な確認をすることがなにより大切だと思います。