パソコンはどんな部品でできている?
普段何気なく使っているパソコンですが、パソコンはどういった部品で構成されているのか、ご存知でしょうか?デスクトップパソコンやノートパソコンは下記のような部品で構成されております。
- CPU
- マザーボード
- 電源ユニット
- ストレージ(HDD、SSD)
- メモリ
そして、更に付属して、別途下記のような部品をつけたりします。
- グラフィックカード
- サウンドカード
名前を羅列されても、どこが何をしている部品なのかわからないというかたに各部の働きを記載していきたいと思います。
CPU(セントラル プレセッシング ユニット)
コンピューターの頭脳とも言うべき部品です、様々な処理を行っております。CPUの性能にはコア数、クロック数などがあります。
クロック数は処理の早さで単位はGHzなどであらわされております、コア数は、その処理をできる核が何個あるかということになります、デュアルコアは2つ、クアッド4つなどです。
マルチコアとよばれ、よくたとえられるのが、作業者がコア数なら2人、クロック数は単純に仕事の速い人です。いくつかの仕事も、多人数で速い作業ができる人にまかせたら、すぐに終わりますよね?なのでCPUの性能が上だとパソコンの処理能力が早くなると考えてください。
マザーボード
全ての部品が付属する中央ユニットで、チップセットと呼ばれる集積回路で、CPUやメモリ、ストレージなどとデータのやりとりをする道となっております。
マザーボードが無ければ、色々な部品も付きませんし、パソコンの身体であり、大事な心臓部です。良いチップセットのほうが、各部への伝達が早くなったり、またマザーボード自体にグラフィックカードやサウンドカードを搭載したものもあったりします。
電源ユニット
電気が無ければ、パソコンは起動しません、パソコンは電動です。各部品に電源を行き渡すため、各部品の容量にあった、電源ユニットを選ぶことが必要です。
ストレージ(HDD、SSD)
パソコンの記憶をつかさどる部品です、様々なデータを保存しておけます。この部品が無いとOS(オペレーションシステム)が起動しませんし、折角行った仕事も記録しておけません。外付けなどの、外部接続も可能です。
メモリ
パソコンの一時記憶をする部品です、よくHDDやSSDと混同される人もおりますが全く違います。こちらは、ストレージと違い、電源を切ったり、一部の操作をすると記録が無くなる記憶なのです。
そのかわり処理が読み込みや書き込みの速度が早いので、メモリがあることで、一度に沢山のウィンドウを開けたり、処理の多い仕事をこなせたりします。
グラフィックカードやサウンドカード
グラフィックカードは、3DCGを使うような緻密で、高機能な処理が必要なものに使います。最近のCPUにはグラフィックカードと同じような処理ができるものがありますが、やはり3DCGを使用したゲームや3DCGの描画には耐えられません。
サウンドカードは、最近のマザーボードでしたら標準搭載のものが多いですが、音に拘る人は性能の良いものに交換するほうが良いでしょう。
各種端子
USB端子やPCIスロット、SATAなどマザーボードや電源ユニットから伸びるコネクタなどがあります。様々な接続機器を扱えます、とくにUSB端子はverによって、データの転送速度が違います、最新のものであればあるほど、転送速度は速くなります。
パソコンの部品を覚えたら
まず、パソコンの部品がどんな働きをしているか?を覚えると、パソコン選びが楽になります。大手電気店などで、安売りされているパソコンがどうして安売りされているのか?がわかってきますし、高い買い物であるパソコンで、いざ買ってみたら、それほどの性能が無かった、ということも無くなります。
知らないと、ロースペックのパソコンでも高値で購入してしまう危険性があるので、まずはパソコンの部品名称から知り、きっちりと働きを覚えましょう。ちょっとしたトラブルでも対応しやすくなりますし、検索もしやすくなるので便利です。