PC内データの整理整頓術

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長くPCを扱っていると、沢山のデータをPCに保存するようになってきます。そして、容量不足ともなれば、ストレージ(SSDやHDD)も買い足して行きます。こうなってくるとデータの管理がおざなりになってきて、どこに何を保存したのか？がわかりづらくなります。

私も最近まで、そんな状態でPC内のデータがゴチャゴチャしておりました。そんな状態を改善しようと思ってとった改善方法を書いていきますので、ご参考になれば幸いです。

PC内の解りやすいデータ管理方法

私はSSDとHDDを合計で6台ほど通常使用しています。通常使用していないのは、バックアップ用のものがあります。

これは大事なデータだけ保存してます。まず6台のストレージに管理がゴチャゴチャしないように用途分けをします。私の場合は下記のとおりです。

ゲーム好きなのでゲーム専用ドライブが2つあります。M.2SSDを使うことでローディングが改善されるようなタイトルはそちらに保存しますが、大して変わらないようなゲームはＨＤＤでの保存で十分です。用途別にストレージを分けておくと、古いデータの検索に役立ちます。

昔は思いつくままデータの名称を入れておいたんですが、今は決まった形式にして細分化するようにしてます。こうすることで、古いデータが更に検索しやすくなります。自分なりにルールを決めておくと、より検索にひっかかります。

例えば写真データでは【日付】【場所】【被写体】【シチュエーション】といったものを組み合わせるようにします。例えば2020年の6月に撮影した写真なら「20200601自宅ガンプラ40thガンダム素組撮影」としておけば、検索条件も増えて、後から写真が探しやすくなります。

この形式で、というルールとを決める際は、人間を撮影したなら、笑顔なら、笑顔で文言を統一します。ここで、笑うなんて文言を変えると後で検索しにくくなってしまうからです。

仕事関連とかのデータでしたらReadmeみたいな注釈ファイルを作っておくと便利です。とくに何度も修正したファイルがあると、どれが最新版かわからなくなることが多々あるからです。

また、気まぐれな顧客を相手にすると、やっぱりこの前見せてもらったデータの方に直して！なんて言われると、どれだったっけ？なんてことになりかねません。逐一修整したデータの注釈を付けておけば、データの変更点などが一目瞭然です。動画編集などにも役立ちます。

データはこまめに消しておかないと、どんどん溢れて収拾がつかなくなってしまいます。なるべく不要なデータは消しておいたほうがPCにも優しいです。また、ついでに適正化なども行えばよりグッドでしよう。

耐久性が上がったとはいえ、HDDやSSDは、壊れるときは壊れてしまいます。また、バックアップをすることで、やっぱりこのデータ要らなかったな、ということに気付く場合もあります。

古いデータはどんどん見なくなるから、記憶にも残りませんので、コマメなバックアップをすることで、古いデータにも気を配るようになるのです。

ストレージ内のデータがきちんと並んでいると、結構モチベーションが上がるものです。とくに仕事なんかでは、ゴチャゴチャしたデータの海から資料を探し出すのは面倒なものです。

煩雑な記録は、検索するのすら至難の業になってきますから。写真なんかで、自動的にカメラがつける名前(D065NCH06061755とかいうような配列のもの)のままのデータなんかは検索にまず引っかかりません。

検索に引っかかるデータネームを急いでいるときにつけるのは大変てすが、後の自分の手間を省くと思ってデータ名をつけると後々楽です。仕事でしたらチームでルールを作っておくと良いでしょう。

面倒くさいことは放っておくと、もっと面倒なことになって帰ってくることがありますので、小さな手間を惜しまずに名前つけしましょう。そして、ストレージの分類が難しいようなら、フォルダをきっちりと分割することもオススメです。あちらこちらに適当にデータを散らかさないようにするのも大切なことです。

汚部屋ならぬ汚データに囲まれないように、PCストレージ内の保存データの整理整頓を是非やってみてください。馴れてしまえば、後々の作業が思った以上に楽になりますのでオススメです。