二次元の絵をヌルヌルと動かせる画期的なソフトLive 2Dを使用するためのオススメPCを紹介します。
Live 2Dを使用するために必要なパソコンのスペックは
- OS:Windows7、8.1、10以降・Mac OS X 10.7, 10.8, 10.9以降
- CPU:Intel® Core™ i5 以上 (推奨 i7シリーズ)
- メモリ:4GB以上(推奨されるのは8GB)
- GPU:オンボードのGPUでは正常に動作しない可能性あり(Intel HD Graphicsなど)なので、別途グラフィックボードを搭載するようなPCが良い
- ストレージ容量:データ1つの書き出しに800MB以上必要
本当に最低限な環境条件なので、快適にLive 2Dを動作させたいならば、より高い性能のPCが必要になってきます。
実際に使用してみて求められる機能は?
2Dキャラクターを自分で生み出したいということであれば、Photoshopやクリップスタジオは最低限必要です。
なにせLive 2Dにキャラクターデータをインストールするのに、Photoshopやクリップスタジオで書き出すデータ形式PSDファイルにしなければなりません。
また、PSDファイル内に対象のデータをレイヤーで分割する必要があります。また、レイヤーが多くなると、それなりのPCスペックがまた必要になってきます。
メモリは多めに
上述したPhotoshopやクリップスタジオを扱うにあたって、レイヤーが増えると、メモリ容量も必要になってきます。
私が現在使用しているPCでは16GBのメモリを搭載しておりますが、データを増やしてアニメーションをつけているっていると、作業中に重さを感じます。
『フリーズしないでくれ~』と、重くなったらメモリキャッシュをリセットして・・・。という作業も必要になってきます。
メモリが多ければ単純にそういったフリーズを怖がりメモリキャッシュを消去する作業なども行わなくてよくなるため、作業がスムーズに進行します。
長い時間を費やして、動きを入れて色々とメッシュデータをいじったLive 2Dが『応答しない』なんてことで『今までの作業がみんな消えた!』なんてことになると泣けてきます。(一度ありましたので、それかわらマメに保存しています。)
そんなことにならないように、それなりに性能のあるPCを購入するということは大事なことであります。
Live 2Dを使用するためにオススメなPC
raytrek MX
CPUはCore i7-11700を搭載、グラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1650を搭載、メモリは16GBを搭載しております。まずは、イラストとLive 2Dを開始したいという人向けです。
いつまでも開始しないよりは、まずは何事も始めたいというなら、このPCで開始してみましょう。この性能のPCがあれば、しっかりと保存していれば、よほどの事が無い限りは大丈夫です。Photoshopもクリップスタジオもしっかりと動作することができます。本体を安いものにして、液晶タブレットなどの周辺機器を購入すると良いでしょう。
raytrek R5-TA5 32GB
CPUはCore i7-11800Hを搭載、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 3050を搭載、メモリは32GBを搭載しております。
メモリ容量が大きいので、いずれは動画も編集して、Live 2Dで作成したキャラでVtuberやオリジナルアニメの作成なんてこともしっかり考えられるPCです。ノートPCなので場所を選ばないのが良いですね。
持っていたら嬉しい周辺機器
ここからは、個人的にLive 2Dに使用していて便利だと思った周辺機器です。懐に余裕があったら購入をオススメします。オリジナルキャラを作成するならば、液晶タブレットはかなりオススメです。
液晶タブレット
Photoshopやクリップスタジオでキャラクターを作成するときにも便利なものです。Live 2Dで使えば直感的なポインター移動ができるので、細かいポインター移動には向いています。
Bluetoothテンキー
左手だけじゃなく右手でも使いやすいので、以前は左手用キーボードをオススメしましたが、値段も安く購入しやすいテンキーをオススメします。ショートカットを登録すれば、右利きの方も左利きの方も使いやすいです。
難しいけど自由度は高い
Live 2Dは扱いが難しいですが、やれることの幅も大きいですし、人間型に限らず色々なものを動かせますので、こんなアニメーション動画を作りたいということでも一度設定すれば使い勝手の良いソフトです。
Vtuberだけでなく、これはから自社CM動画とか研修とかマニュアル動画の作成なんかにも使えると思います。可能性は無限大なので、どんなことにもチャレンジするのは無駄ではないので、扱って見たいなら上述したオススメPCと周辺機器を準備して開始してみることをオススメします。
トライアル使用もできますし、大きすぎるデータでなければフリープランでも十分な使用が可能なので、躊躇する前に先ず使用するだけでも自らのスキルアップにつながると思います。『何かを作ってみる』というのは、良い経験になると思いますので、PCで様々なものを作成してみると良いでしょう。