最近は、イラスト作成、動画作成とPCを使ってデキることの幅を広げようと色々チャレンジしております。
色々と手を出し過ぎて迷走している気がしませんが、今度は初音ミクを触ってみようと思い、ホームページを見たら体験版があるということで触ってみました。
導入に四苦八苦
まず体験版はホームページの下の方にある『「初音ミク V4X 体験版」をダウンロード』というオレンジ色のバナーをクリックすることで可能となります。
https://ec.crypton.co.jp/pages/prod/vocaloid/mikuv4x
しかし、最初はホームページをたらい回しにされて『あれ?ダウンロード開始しないな?』なんて思いましたら、先ずはユーザー登録をして、体験版をカートに入れて、体験版(0円)の購入をしなければならないようです。
そして、購入をすると登録したアドレスに、体験版のダウンロード専用URLが届きます。これに気づかずホームページをうろうろしてしまいました。
次に、ダウンロードページからダウンロードしたファイルを解凍すると4つのフォルダが出てきますので、そのうちの『Crypton Software Installer (64bit)』と『HATSUNE MIKU V4X Original DEMO Installer』をインストールします。(OSのbit数は個人の対応したものを選んでください。)
インストールすると!!!『何もおきません。』デスクトップにアイコンはおろか、プログラムにも初音ミクが出てくるわけでもありません。『ねー!?どーゆーことー?サカモトどーゆーことー?(日常より)』という状態になり困惑しました。
困惑して難度かアンインストールしてみて、再インストールしてみるも、一向に「初音ミク V4X 体験版」を起動することができません。『Why・・・?』と思って調べてみると、どうやら別途DTMソフトが必要で、あくまで初音ミクはDTM(デスクトップミュージック)のサブ的な位置づけということを知りました。
『初音ミク』は楽器の一部だったのか・・・?という認識で合っているのかどうかもわかりませんが、まずDTMソフトを導入しなければならないようです。ということで、私はDTMソフトなんて持っていないので、とりあえずフリーで触れるものを探してみたところ、Windowsで扱える『Cakewalk by BandLab』というソフトに辿り着きました。
https://www.bandlab.com/products/cakewalk
『Cakewalk by BandLab』というソフトは海外で有料だったDTMソフトが無料でも触れるようになったもののようで、多機能でギターやらピアノやらの音楽作成が簡単にできるようです。
ということで『Cakewalk by BandLab』のユーザー登録をして、『Cakewalk by BandLab』を入手!!これで『初音ミク』を触れる!と思ったんですが、プラグインに『初音ミク』が表示されません。
自動的に初音ミクが認識されなかった
どうやら稀に『初音ミク』が『Cakewalk by BandLab』に自動認識されない人もいるようです。また『稀』なケースに当たってしまいました。こういうレアケースに選ばれるのは嬉しくないですね(笑)
仕方ないので、自分で認識させなければなりません。プラグインの認識は『表示』→『シンセラックビュー』→『シンセラックの+キーをクリック』→『プラグインシンセ』→『プラグインレイアウト』→『プラグインレイアウトの管理』→『VSTプラグインの検索』までクリックします。
『VSTプラグインの検索』まで行うと、PC内のどこを検索するか?という参照ができるので、インストール先を自分で決めてなけらば、Cドライブのプログラムファイルの『Vstplugins』にある『Piapro Studio VSTi.dll』を認識させると、『Cakewalk by BandLab』で『初音ミク』を使用できるようになります。
無事『初音ミク』が追加されたら、プラグインレイアウトの右側に『Piapro Studio VSTi』が追加されます。この『Piapro Studio VSTi』で『初音ミク』の声の入力手段となります。
実際に初音ミクを歌わせる
無事?導入が終わりましたら、『Cakewalk by BandLab』で『シンセラック』→『シンセラックの+キーをクリック』→『プラグインシンセ』→『Piapro Studio VSTi』を選択します。
その後、チェックボックスみたいのが出てきますが、とりあえずOKをクリックすると新しいウィンドウに『Piapro Studio VSTi』が立ち上がるので、『+』と書かれたところをクリックすると念願の『初音ミク』が出てきます。いや・・・長かった・・。導入するまでがまず一苦労です。
次にどうしたら歌ってくれるのか?ということですが、初音ミクの顔の横のズラーっと交互にならぶ升目をクリックすると、今度は下に鍵盤が伸びてきます。この鍵盤が音階になっているので、その音階のところに『鉛筆ツール』で音を入れていきます。最初は自動で『ら』と入力されるので、ららら~と『初音ミク』が歌ってくれるわけです。
一回入れた音はマウスクリックで伸ばしたり短くしたり位置を移動するなども可能です。試しにキラキラ星でも入力してみましたが、なかなかスムーズに歌わせるのも一苦労でした。
そして、問題点と言えば『音符も読めない人間は、初音ミクを導入したからっていきなり作曲はできない』ということでした。とりあえず『やってみたかった』ので、やってみました。導入までが結構な難易度ということがわかりましたのですが、導入してしまえばあとは作曲能力と、『初音ミク』を操る能力次第だとは思います。
とりあえず体験版は『39日』ならばフルで使用できるようなので、音楽能力はありませんが、何かに活用できればと思っております。
ヤマハのボーカロイドエディターからの導入となると数万円にも及んでしまいますが、今回フリーの『Cakewalk by BandLab』と、『初音ミク』のソフトに付属する『Piapro Studio VSTi』があれば、誰でも簡単に『初音ミク』を歌わせることができるようです。
あとは、『初音ミク』で作った音楽を配信する際には著作権のある『クリプトン・フューチャー・メディア株式会社』の利用規約に則って使用をするだけです。
今回は導入までがとても大変だったので備忘録として記事にしてみました。これから触ってみたい人の参考になれば幸いです。