ドスパラのエントリーモデルのゲーミングPCである『ガレリアAH』を購入いたしましたのでレビューしていきます。
必要なものだけついている
ガレリアAHの初期構成
- OS:Windows 10 Home
- CPU:AMD Ryzen 7 3700X
- メモリ:8GB
- グラフィックボード:NVIDIA GeForce GTX1650
- ストレージ:512GB NVMe接続SSD
というシンプルな構成になっておりますが、ケースはハイタワー型になっていまして、拡張性の高いゲーミングPCになっています。
私がこのPCを選んだのは、あらかじめグラフィックボード(RTX2070)を所有していたからで、本当はグラフィックボード無しで、この構成だったらよかったんですが、そういったPCは無かったのでガレリアAHを選びました。
他のPCも選んだりしたのですが、値段とポイント還元も考えると丁度良い値段でした。
構成を変更
上記の構成から、購入にあたり少し構成を変更してみました。
変更したものは『OSをWindows10 Proに変更+3,000円』『メモリを16GBに変更+3,000円』『ケースのサイドパネルをアクリルに変更+3,000円』してみました。
値段的にはトータル+9,000円となりましたが、もともとが109,980円(税抜)なので、そこまで値段は高くなりません。自作でもよかったんですが、OSをクリーンインストールするのが面倒で今回はやめました。
購入から到着までの期間
正月セールもあったので、1月3日に思い立って購入することにしました。今回は店舗配送をお願いし、7日には店舗に到着しました。
構成を変更しなければ翌日発送でしたが、今回は構成を変更したので、期間が延びてしまったようです。
設定
Windowsアカウントを入れて、あとは各種使用しているソフトを入れれば完了です。最近は初期設定も簡単になったものだと思います。
ここはBTOパソコンの良いところだと思います。どうしても有名メーカー製のPCは不要なソフトをインストールさせようとしてくるので、時間がかかってしまいますので。
静音性能
結構静かな方ではありますが、以前使用していたPCのほうがファンの数が少ない分静かでした。しかし、動いているから眠れなくなるような音は出ておりません。
どちらかというとリビング用に購入したガレリアMVのほうがうるさかったかもしれません。とりあえず全力でファンが回るようなことをしなければ静かであるといえます。
Steamアプリはインストール済
Steamアプリはインストール済なのでSteamのアカウントを持っている人はアカウントでログインするのみです。
また、SteamのゲームをHDD(SSD)にインストール済であれば、PCに接続してライブラリを認識させるだけで、すぐにゲームを遊ぶことができます。
起動時間
メインストレージがNVMeになったので、起動速度が爆速になるか?と思ったらそこまでの変化はありませんでした。
確かに起動時間は早いのですが、SSDよりも更にビックリするほどか?というとそこまでではありません。やはりHDDからSSDに変更したときの速度アップが一番びっくりした気がします。
PCの拡張しやすさ
中身を開けて確認してみましたが、まずHDD(SSD)ベイはネジも使わずアタッチメント式で取り外しやすく、取り付けやすいです。今のPCはこんなにHDDの付け替えが楽なのか・・・と目から鱗が落ちました。
最初は扱い方がわかりませんでしたが、ベイを引き出して、左右に開くと中にHDDやSSDがサクっと取り付けられる仕様でした。これは楽です。
そしてPCのサイドパネルも手で簡単に外せるネジ形式で簡単でした。しかしパネルの取り外し取り付けは古いスライドタイプでしたので、こちらはやはり開閉式のものが良いなと思えました。
タワー型なので、中身が見やすくなっていて、配線も扱いやすいスペースが保たれております。
グラフィックボード
Palit製のGTX1650が取り付けてありました。グラフィック端子がHDMIとDVIのみだったので、ディスプレイポート対応ではないのはちょっと残念です。
とりあえず、とても小さいので内部にいろいろなパーツをつけたい系の人であれば、とても良いグラフィックボードかもしれません。私はRTX2070に変更前提で購入したので、緊急用に取っておこうと思います。
電源
光るタイプのものがついておりまして、サイドパネルをアクリルにしたおかげで、きれいに輝いているのがキラキラと見えております。
あまり光らせるつもりはなかったんですが、なんとなく癒されるので、今後購入するパーツはギンギラさせてしまいそうです(笑)
FF14ベンチマーク
まずはガレリアAHのゲーム性能を把握するために、FF14のベンチマークソフトを走らせてみました。
結果としては9,513という結果でした。『非常に快適』となっておりました。以前GTX1060(6GB)でCPUがCore i7-4790のゲーミングPCで8,332でしたので、以前のミドルスペックのゲーミングPC以上の性能は出ております。満足のいく結果だと思います。
FF15ベンチマーク
そして今度はFF15のベンチマークです。結果としては3,765となっていて『普通』となっておりました。こちらはGTX1060(6GB)では4,501でしたので、FF15では数値が下がっておりました。相性が悪いようです。
ガレリアAHの満足度
拡張性重視で購入したので、実はこの性能でも十分というか、これから更にカスタマイズをして、グラフィックボードも交換して自分の思い通りのゲーミングPCにしていきます。
初めてのゲーミングPCにするには、HDD無いなど、拡張しなければいけない部分も多いゲーミングPCなので、後々に拡張する気でPCの周辺機器まで覚えたい人なんかが購入した方がよいゲーミングPCだと思います。