最近のゲームは、ユーザーフレンドリイでシステムも行き届き、快適なゲームも多いです。しかし、ユーザーに易しすぎるあまり、甘やかしにもなっていないか?と感じてしまうところもあります。
老害の意見かもしれませんが、私が思う易しすぎるゲームへの危機感を書いていきます。
自分だけのストーリー感が消える
易しすぎるゲームをプレイしていて感じるのはリスク管理をしなくなり、与えられて当たり前の状況に慣れてしまうことで、失う危機感が無くなってしまうことです。
また、ゲーム内でミスしても、後々取り返せてしまったり無かったことにできてしまうことも多く、責任感が無くなってきてしまうことが懸念されます。たかがゲームでそんな重要な選択を迫られたくないという人もいるかもしれませんが、たかがゲームだからこそ、本気の駆け引きで遊びたいって思いもあります。
流石にオンラインゲームで、一人の人に重荷を背負わせる選択は如何なものか?とは思いますがソロプレイゲームなら、一度のゲームプレイで回収不能になる選択肢があっても私は良いかと思います。だって、それこそが自分だけの思い出と経験になり物語になると私は思ってしまいます。
ミスをシステムや他人のせいにする
システムに甘やかされてしまうと、自分のミスも他人せいや、システムのせいにしてしまう人が増加するのでは?と思います。
それは個人の資質によるところも大きいのかもしれませんが、それでも○○されて当たり前、便利なシステムがあって当然の環境に慣れきってしまうと人は堕落してしまうと私は思います。そして、ミスした自分を省みずミスしたのは他人やシステムのせいにする進化の無い人になってしまうのでは?と懸念してしまいます。
自己責任だからこそ試行錯誤することがゲームで一番楽しいと感じる私にはあまり理解ができないところでもあります。
便利すぎて自堕落に
確かにプレイ環境が良くなることは感激したいですが、流石にRPGでボタン(クリック)ひとつでボスまで歩いていったときには『もう、それ歩く意味無くね?』って思いました。
また、ヒント以上に解答を最初から示しているゲームも多く試行錯誤させない作りに閉口してしまうこともあります。
ボタン押すだけだと何のためにゲームしてるのかわかりませんし、そのうちボタンすら押さないゲームも出てきてます(オートスキップ機能)。それ、ゲームの意味あるのかな?と感じることも多いです。
ライトユーザーへの配慮
確かに私の好きな高難易度のゲームばかりだと、ゲーム業界も先細りになるのは理解できるので、セーブもオートセーブでチェックポイントも豆にあるリトライ性の高いゲームとかだったら個人的には歓迎したいです。
しかし、あまりにも親切すぎて甘やかしすぎではないでしょうか?と思えるゲームもあるので、ちょっと愚痴混じりに書かせていただきました。別に苦しい思いをしろ!とは言いませんが、試行錯誤が好きな私にとってカルチャーショックなゲームが最近増えてきているので、そんなに甘やかされて平気なの?という胸のうちを吐き出させてもらいました。
『ゲームの中でくらい甘やかされたいわ!』って人もいると思うので、上述したシステムのゲームも需要があるのでしょう。棲み分けが大事なのかも知れませんので、自分は上述したゲームを見たら避けていきたいと思います。