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キャラや世界観重視のゲームがなぜ好まれるのか?

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以前、私個人はゲーム性のあるプレイヤースキルを求められるゲームが好きという記事を書きましたが、世の中のゲームの流れは『世界観』や『キャラクター』が重要視されていると感じます。

 

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たまにゲームのアンケートに答えてみることもあるのですが、だいたいゲームの好きな要素に『世界観』や『キャラクター』が挙げられ肝心のゲーム要素に着目しているアンケートが少ないです。

回答欄に『シリーズが好きだから』という、『もう名前があれば何でもいいのか?』という回答もあり、私は疑問符しか浮かばないのですが、現状のゲームラインナップを見る限りそれも否めないのかもしれません。

キャラや世界観重視のゲームが何故好まれるのか?

ここからは私なりの考察になっています。いかんせん『キャラ重視』や『世界観重視』のゲームにどちらかというと違和感を感じる人間の意見なので否定的な部分が大きいです。

ゲームの疑似体験の部分が買われている

ゲームは自分ではないキャラクターになって、異世界を味わうツールになっていると感じます。複雑なルールを覚えて、その中で試行錯誤をする部分は面倒とすら思われている部分も最近では感じてしまいます。

とくに難易度が高いと、クリアできるように救済措置を取られることが当たり前となっていることが最近多いです。

ゲーム内でも最近のアニメでも流行な『なろう』的な要素が求められているのかもしれません。ゲームはあくまで体感ツールであって、世界に没入するのに難しい要素は邪魔になっているのかもしれません。

理想の推しキャラクターを求める

『推し』と呼ばれるキャラクターをゲーム内に求められていることが最近多いとも感じます。とくに最近のゲームはキャラクターのプロフィール欄まで作り込まれていて、体格はどうだ、趣味はなんだ、生まれと育ちはどうで・・・と中にはそんな人存在する?という内容のキャラクターもいます。

昔のゲームは、あくまでゲーム内のルールを行使する目的のキャラクターで、後付け設定なんかも当たり前のようにありました。むしろキャラクターがどんな人かなんて気にしていることも少なかったような・・・。

最近のゲームは、後のグッズ展開などを見据えて、キャラクターを作ってからゲームを作っていると感じるものもあり、とくにゲーム内容なんて●●の焼き直しと感じるものも多く感じます。

ゲーム会社としてはグッズが儲かる

いやらしい話ですが、私が感じるのはキャラクター重視のゲームは、グッズ展開などがしやすく、ゲーム以外の売り上げも見込めてしまいます。

更にアニメ化やらノベル化なんかもされて、多くの売り上げが見込めるのでしょう。昔は異端だと感じていた、キャラクターソングとか普通に売られるようになっていってますし、私としてはアンビリーバブルな世界になってきています。

また、これらのグッズを購入する人はキャラクターに溺れて嬉しいのですから、ある意味ゲームメーカーもユーザーもwin-winになれるわけです。世界観がウケると、設定資料集なんかも売れているようです。

気楽に楽しめる

世界観重視やキャラクター重視の場合、凝ったストーリーは無く、またこういった内容を重視する人は、好きなキャラクターが酷い目に合う事も嫌うのでドロドロした展開もありません。むしろドロドロにすると炎上することすらあります。

とにかく、疲れた脳と体にやさしいつくりになっていて、ボタンを押すだけで進行するものも多く、俺つええが味わえるゲームも多いです。リラックス効果はあるのかもしれませんね。

色々と殺伐としたニュースの多い現代において、こういったゲームが喜ばれる、そして求められるのも理解できないこともありません。

癒しが求められているのかもしれない

ゲームでキャラクター重視や世界観重視をしている人は、ゲームに『癒し』を求めているのかもしれないと、勝手ながら考えます。

とくに、ゲーム趣味はスマホなどで無料ゲーム等が当たり前となり多くの人に触れられる事も多くなった分、ゲーム性や試行錯誤の部分よりも間口の広いものが受け入れられているのかもしれません。昔のように100円を連投して、難易度が高いゲームをクリアするなんていう風潮は無いのでしょう。

そんなことを考えたら、キャラや世界観重視のゲームが何故好まれるのか?という事が理解できたような気がします。私の好きなゲーム性重視のゲームはマイナー路線になるかもしれませんが、マイナー路線でも続いてくれることを祈りつつ、キャラや世界観重視の路線というゲームも受け入れられるように努力してみたいと思います。