メモリの値段もかなり落ち着いてきており、そこそこの性能を持つ8GBメモリの二枚組みも1万円前後で購入できるようになりました。
以前はメモリの値段も高いこともあり8GBあれば十分だったメモリ容量も、この価格まで下がっているのであれば、16GB以上への増やし時ではないかと思えます。
ゲーミングPCでメモリ8GBは不足気味?
数年前でしたら8GBメモリあれば十分だと思っておりましたが、最近はメモリへの負荷の高いゲームも増えてきており、私もゲームを遊ぶ上でMSIアフターバーナーでメモリ使用量を計測しますが、8GB近辺または8GB以上のメモリ領域を使用するゲームも増えてきました。
最近は、インディーズゲームでも推奨メモリ容量に8GBと書かれるゲームも増えてきており、余裕を持つなら8GBを超えるメモリ容量が欲しいと思えます。
Apex Legendやバトルフィールド5などの高画質ゲームは、メモリ使用量も多いのでグラフィックボードだけでなくメモリの増設も行なうことで、より動作の快適性が保たれます。
グラフィックボードの性能が低い場合は、グラフィックボードで賄いきれない負担をメモリに負担させようとするので、実はグラフィックボードの性能が低いほどメモリの容量が必要な状態になってしまいます。
ゲーム以外にメモリが必要なケース
メモリがあれば、PCで同時に行なえる作業領域が増えるということで、例えばブラウザで多くのタブを開くことが可能となります。
4GBメモリではブラウザを同時に10タブとか開くと重かったものが、8GBなら30タブくらい開ける!という様な状態になります。ただし、Youtubeや動画サイトのページなど更に重いページになるともっと開けるタブは少なくなってしまいます。
また、写真の現像や動画のエンコード作業なども快適に行なえるようになるので、写真現像や動画編集とかそういった系統の作業を行う人もメモリを増加しておくと良いでしょう。
ゲーム+ブラウザを使うなら
さて、私のようにデュアルモニターにして、ゲームを遊びつつ、合間にサイト巡回をしたり動画を見たり・・・という状況になると更にメモリが不足します。
私は2年前に16GBに増設しているので、メモリ不足に悩まされることはありませんが、やはりゲーム中に動画を見るとメモリ使用量が10GBを超えることも多くあります。
一度デュアルモニターにしてしまうと、こういった使い方が主流となるので、他にも写真や動画の編集作業といった時間のかかる作業では合間に他の作業をするあまり、メモリの使用量が増加しがちです。
16GBあれば現状安心
数年前は8GBあれば安心といった状況でしたが、遊ぶゲームや使うアプリケーションソフトの要求スペックも上がったことで、最近は8GBでギリギリといった状況も増えてきたと思えます。
ブラウザを1つしか閲覧せず、メール送受信くらいしかしないのであれば8GBでも安心でしょうが、私の様にどっぷりPC漬けの人間には16GBは無いと辛くなってきたと感じます。
しかし、ある意味メモリが安くなってきたので、8GB二枚組みで16GBも良いですが、16GBの二枚組みである32GB環境も魅力的であると感じております。そこまでメモリを使うことも無いでしょうが、写真現像や動画編集をしているとちょっと重いと感じることもあります。
以前のメモリ増設でデュアルチャンネルに失敗しているので、今度メモリを購入する際には、そういった面をしっかり考慮して余裕のあるメモリ容量を導入したいと思えます。