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HDDやSSDの寿命や耐用年数は

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日常使い続けているHDDやSSDですが、どれぐらいの期間使っていて大丈夫なのだろうか?とふと疑問に思いました。

私の感覚上では『PCパーツは壊れるときは壊れる』なのですが、一応目安としての耐用年数などを調べてみました。

HDDの寿命

メーカーは明確に表示しておりません。だいたい保証期間が1年のものとか2年のものがあります。

私は初めて購入したデスクトップPCでHDDが1週間で2回も連続で壊れるという体験をしているので【HDDはいつ壊れるかわからない品】という認識です。

サーバー用のHDDですと、平均故障年数なるものが提示されているものもありシーゲートではMTBF(平均故障間隔)で100万時間~200万時間と提示されていたりもします。

https://www.seagate.com/jp/ja/internal-hard-drives/hdd/ironwolf/

過去、海外で実験されたデータをGIGAZINEが翻訳したデータ(2013年度)のものを参考にすると、使用から3年目がHDDの寿命のポイントになるようです。

ハードディスクの寿命傾向がストレージ会社が集めたデータから明らかに

2013年のデータなので、HDDの信用度や耐久度も上がっているかもしれません。私の使用しているHDDも5以上年使っていても元気に稼動しているものもあります。というか、ここ最近HDDの故障に遭遇しておりません。

ただし【HDDの使い方】にもよるところがあるでしょう。毎日HDDを起動しっぱなしという人と、数日に数時間の人では一緒ではありません。また、ノートPCとデスクトップPCで使っているのでは、やはり持ち出しの多いノートPCでは壊れる可能性も多いと思われます。

HDDの寿命は3年~5年が目安と考えて、常にバックアップを取りつつ使用するのが良いかと思います。例え10年使えたとしても、10年後には接続する端子の規格が変わっていそうです。

SSDの寿命

メーカーによってはMTBF(平均故障間隔)で表示されているものもあり、私が最近購入したA-DATAのSSDはMTBF(平均故障間隔)で1,500,000 時間となっておりました。150万時間使えるようです。

https://www.adata.com/jp/specification/591

また、SSDにはTBW(Total Byte Written)という【SSDにデータを書き込める限界容量】というのが表示されている場合があります。この容量を超えるとデータを書き込めないようになってしまうようです。

フリーソフト等でも調査することができるようですが、フリーソフトは自己責任で使用しましょう。

しかし、この表示された時間も使い方によっては変わってしまうかもしれません。またSSDも保証期間は1年とか2年になっていますので、壊れるときは壊れると割り切った方が良いかと思います。目安としてはやはり4年~5年を考えておいた方が良いかと考えられます。

SSDはNVMe接続がメインに置き換わってきたら、数年後にはSATA接続?なにそれ?なんて言われている可能性もあります。怖いですね。

普通に使えば4~5年は持つ

『普通ってなんだ?』と言われると難しいのですが、1日数時間使っていて、頻繁に持ち出したり衝撃を与えるようなことをしなければ4~5年は使えると考えて良いでしょう。ただし、精密機器なので『急に壊れる』ということはありますので、バックアップは常に取っておくと良いと思います。

HDDはなんといっても大容量なのが使いやすいです。沢山のデータのバックアップはHDDで取得しておくと良いでしょう。SSDはなんといってもレスポンスが良いのでメインでやりとりするデータはSSDに保存が良いかと思います。

寿命的なものは大体一緒と考えれば、あとは自分の使用状況にあったストレージを選ぶと良いかと思います。