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VR酔いは3D酔い以上に克服できない!?VRを購入する人は3D酔い以上の覚悟して欲しい

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2018年8月下旬に購入したVR Viveですが、実は先日友人に譲渡してしまいました。理由は体質的にVR酔いを克服できなかったからです。

私は以前よりFPSやカーレースゲームのような3D酔いするゲームが苦手で、プレイするうちに3D酔いも少し克服できるようになりました。

そんな経緯もあったので、VR酔いもプレイを重ねるうちに『慣れる』ことを期待してVRという未体験ゾーンに踏み込むことを決意し購入してみました。

しかし、何度プレイしても慣れるどころか、VR酔いは一向に治るどころか、逆に酷くなっていったのです。どちらかというと拒絶反応に近い気がします。VRゲーム=気持ち悪いものと身体が認識してしまっている状態です。

VR酔いは3D酔い以上に慣れない

VR酔いや3D酔いが起こる原因は脳みそと視覚の反応が一致しないせいで起こると私は思っています。視点の移動速度が脳が考えている状態と違う状態になり視点のズレから脳が困惑してしまっている状態だと思います。

この違和感は、3D酔いでしたら何度かプレイするうちに視点の移動速度を覚えて克服することもできました。しかし、VR酔いは実際に自分の首を動かして視点を変更します。

自分の首を動かして移動した視点が、首を動かした以上に動いていたり、遅かったりするので、3D酔い以上に脳にかかる負荷が大きいと感じました。

中には、首の移動がカメラ移動という操作になっていて、左に向いていたら視点が延々と左回転するものがありました。これは数秒でHMDを脱ぎ捨てる状態でした。

視点が自分の首の位置と一致しない不安と緊張で、1プレイが5分と持たないゲームも多かったです。VR酔いを克服しようにもプレイを重ねることができないのでVR酔いは思っている以上に克服しづらい状況でした。

慣れる以上に身体の拒絶反応が大きいため、結局慣れるためにプレイすることが苦痛となってしまいました。

視点があまり移動しないゲーム

VRの中でも視点があまり移動しないゲームであれば、それなりに長時間プレイすることもできるゲームもありました。VRカノジョや初音ミクの様な音ゲー、そしてパズルゲームなどです。

しかし、立ってプレイしなければならないものも多く、VR酔いこそしないものの『立ってプレイすることによる疲れ』が生じてしまいます。こういったゲームは得てして『飽きやすい』ゲームが多く、VRを長くプレイするキッカケにはなりませんでした。

こうなってくると、宝の持ち腐れになってしまったので、3D酔いに強い友人に譲渡してしまった方が良いかな?と考えるようになってしまいました。

視界の狭さ

3D酔いが酷いゲームの克服方法として、視点を広げるためにマルチモニターにすることで対応しております。

視野が広いと視点移動をゲーム内カメラで行わずに、自分の視点移動だけで行うことができるので、視点の違和感を覚える回数が減り3D酔いしづらくなります。

しかし、VRはHMDの限られた視野を広げることはできません。どちらかというとモニターでプレイする普通のゲームよりも視野が狭く感じます。

このため視点を動かす回数は多くなり、より酔いやすくなっていると感じます。視野を広げようにも現在のVR HMDの映像を映し出すことはかなり難しいことでコストも大きく上がると思います。

いつかメガネの様な視野を全てカバーしつつ、視点移動も違和感ないゲームが出てくれればVR酔いも克服できるのではないか?と思います。

VRの使い道

これだけVR酔いが酷いと、VRを使える方面がアダルト方面にしか使えなくなってきました。しかし、シチュエーションがだいたい一緒なのでそれも飽きてしまいました。

あとは、シミュレーション関連くらいしか使い道が無いのですが、まだシミュレーションするにはコントローラー精度が低いと感じます。

VRを購入することで、ちょっとした技術革新は味わうことができましたが、継続して遊ぶほどの満足度は得られなかったというのが最終結論です。

VRを譲渡した友人も、今後VRに飽きてしまうのか継続するのかわかりませんが、今のところ楽しんでいるようです。3D酔いに強いタイプなのでバイオ7などのホラーゲーム系で遊んでいるようです。

私は体質上、VRを楽しむ以上に体調不良に見舞われたので、今回手放す結果になりました。もしVRの購入を考えている人は先行で体験などをして体質に合っているかしっかりと確認してもらった方が良いかと思います。