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Core i7 8086Kの性能は?Core i7 8700Kよりも高性能なのか

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最近BTOパソコンを見るとCore i7 8086Kを搭載したゲーミングPCを見かけることが増えました。

ゲームメインの私は、正直CPUよりもグラフィックボードの性能に目が行ってしまうのですが、あまりにも見かけるので興味が湧いたので調べてみました。

Core i7 8086KとはどんなCPU?

Core i7 8086KってどんなCPUかというと、まずIntelが創業10年にして開発し、爆発的なヒットとなったIntel 8086モデルを今年創業50周年ということで、記念発売されたCPUとなっております。

私がPCに興味を持ったのは、PC-8801時代程度ですし、その頃は勿論PCの中身について何も知りませんでした、中身にまで興味を持ったのはつい最近です。ですので、流石にそんな時代のCPUのことは知らなかったので、調べていてIntelの歴史に驚かされました。

そんな50周年を記念して発売されたCore i7 8086Kがどんな性能を持っているのか?というのが、気になりだしました。

Core i7 8086Kの性能

Core i7 8086Kは、最大動作クロックが5Ghzに達するという性能を持ちます。その他はCore i7 8700Kと、ほぼ同程度の性能です。価格差は価格.comを見ると、だいたい12,000円ほどの開きがあります。

Core i7 8700Kは最大動作クロック4.7Ghzなので、300Mhzの性能差なので、そこまで大きな影響を与えるか?というと、難しいところだと考えられます。

しかも、BIOSによっては、最大動作クロック5Ghzを体感できない・・・なんていうこともあるようです。また、性能とは関係ありませんが、違いとしてはCPUの入った箱が豪華、IntelのCEOからのメッセージ入りという特典があります。

記念モデル

性能を見るとCore i7 8700Kと段違いの性能!というわけではなく、あくまでCore i7 8700Kの中でも優等生だったCPUがCore i7 8086Kという名前になっているのではないかな?と考えてしまいます。

大きな意味としては、Intel創業50周年、そしてIntel 8086発売から40周年という記念の年であり、性能もIntel 8086が5Mhzだったのに対して今では5Ghzと性能が1,000倍になった感慨深さを味わう記念モデルであると言えます。

そういった意味を考えるとお祝い品としては、なんとなく価値が出てくると思います。そして、BTOパソコンのハイスペック以上のゲーミングPCでは、このCore i7 8086K搭載のゲーミングPCをよく目にします。

ゲーミングPCとしては、クロック数の大きさは重要なところでもありますので、オーバークロックまで考えての購入でしたら、意味があると思います。

まとめ

Core i7 8700Kと段違いの性能ではありませんが、Core i7 8700Kの中から選ばれたちょっと優等生なCPUと考えて良いと思います。

単品で購入すると値段に大きく差が出てしまいますが、BTOパソコンであれば、そこまで価格に影響するものではないので、Core i7 8086K搭載のゲーミングPCも購入の選択肢としてアリだと思います。

ただし、Core i7 8086K搭載のゲーミングPCとCore i7 8700K搭載のゲーミングPCで、他の構成が一緒なのに価格差が出るようでしたら、違いに価値を見出せないのでしたら、個人的にはCore i7 8700K搭載のゲーミングPCで良いと感じます。