最近のスマートフォン(スマホ)は一時期流行った0円契約というものが無くなり、本体を購入しなければならなくなりました。とくにスマホは年々高機能になり、今ではミニPCと言っても良いくらいの性能を持っています。
しかし、スマホが高機能になるにつれ、値段もPCに追いついてきており、新品であればPCを買えてしまう値段のスマホも出てきました。
また、スマホで遊ぶゲームもPUBGやフォートナイト等といったPCで発売されていたゲームが遊べるようになりました。こんな状況であると、ゲーミングPCとスマホのどちらにお金をかけるべきか悩ましい状況です。
お金をかけるならスマホとゲーミングPC
ゲーム目的でスマホを購入する人も多いと思いますが、高性能なスマホは高いものであれば10万円近い金額になってしまいます。安くても新しいスマホは3万円はくだらない状況です。
かたやゲーミングPCは10万円以上~20万円といった値段が求められます。確かにそう考えるとスマホの方が安くゲームを遊ぶことができます。なにより『いつでも遊べる』というのがスマホゲームの利点でしょう。
スマホとゲーミングPCの諸経費
ゲーミングPCと比較すると、スマホとスマホゲームは『初期投資費用』が安いです。スマホで3万円~10万円、そしてスマホゲームは大体無料で遊べてしまいます。
しかし、スマホゲームは通信費が高価です。キャリア契約のスマホですと、月の諸々の通信費で7,000円以上はとられているのではないでしょうか?
これをMVNO(格安SIM)に変更したとしても、大体一ヶ月6GB契約で2,000円くらい掛かります。毎日ゲームをするような人は6GBではこころもとないので、もっと経費がかかるプランに加入しなければならず、その費用×12ヶ月分を考慮しなければなりません。
そして、ゲームを楽しんでいると、段々と財布の紐が緩み課金をしたくなります。ゲームの課金もだいたい+月2,000円使う(使う人からしたらとても安い金額)と考えられます。
対してゲーミングPCの通信費はプロバイダと契約した場合に例として挙げるフレッツ光契約で集合住宅で2,400円、戸建で4,200円なので、通信費はキャリアと比べると格安、MVNOで五分五分と感じます。
スマホのゲームはPCでも遊べる
PCゲームはとてもじゃないですがスマホで起動できるようなものは少ないです。高画質で美麗なグラフィックをヌルヌルと動かすとなると、とても高いスペックが必要となります。
対してゲーミングPCであれば、NOXやブルースタックスの様な、PC上でAndroidOSを動作させるソフトを使えば、PC上でAndroid対応のゲームを遊ぶことが可能です。
ゲーム目的であれば、色々なゲームをひとつの本体で遊べることは大きなメリットです。ゲーミングPCならば、スマホゲームもブラウザゲームもSteam内のゲームもしっかり遊ぶことができます。
仕事にも使いたいのならゲーミングPC
スマホでできることは限られており、AndoroidOSのスマホであれば、USB接続やBluetooth接続でマウスやキーボードも使えます。
だからといって、表計算ソフトや文書ソフトを快適に操作できるか?と言ったらそうではありません。やはり快適な動作についてはまだまだ疑問が持たれる状況です。
しかし、ゲーミングPCであれば、オフィス系ソフトから、3DCG作成や動画編集まで可能です。
お金をかけるならゲーミングPC
高価なスマホは、人目を引けますし、一時の承認欲求と満足は満たせると思いますが、継続して使うとなるといずれ限界がきます。
ゲーミングPCは衆目を集めることは難しいですが、購入後の満足度はとても大きいです。PUBGとフォートナイトはPC版の方がグラフィックは綺麗ですし、視界も広く操作もしやすいです。
他にもスマホでは楽しめないような奥深いゲームがゲーミングPCでは楽しむことができます。圧倒的にゲーミングPCにお金をかけた方が、長く使えて満足度も高いと言えます。
スマホもいずれパーツ交換が容易にできて、都度スペックアップが見込めるようになるのであれば、ゲーミングPC以上にお金をつぎ込んでよい端末となるでしょう。
しかし、現状はミニPCと言っても、制限されている機能も多くできることも少ないです。遊べるゲームもゲーミングPCの方が多いですし、満足も大きいので、お金をかけるならば、スマホよりゲーミングPCにお金をかけることをオススメします。