PCやPC周辺の掃除をコマ目に行っている人は良いのですが、PCをあまり清掃しない人等は気を付けましょう。
清掃をコマ目に行っていない人はこれからの梅雨の時期はあわよくば火事になりかねない状況になります。
ホコリがトラッキング現象の引き金になりかねない
コンセントに付着したホコリは危険
これはPCに限った話ではありません。コンセントに付着したホコリが湿気を帯びて、通電しやすい状態になります。
この状態から湿気を帯びたホコリに電気が短絡して絶縁状態の悪くなったプラグに電気が流れ続け抵抗による発熱から出火し火事の原因になることがあります。
部屋の隅や机の裏などにコンセントを配置している場合こういった状況を招きかねません。
ホコリを清掃する際にはブロアやエアダスターなどを使用し乾燥した状態で清掃をすることをオススメします。水拭きをして乾かないうちにプラグを差し込み通電することもよろしくありません。
プラグを清掃する際は通電状態での清掃はオススメしません。ブレーカーを落とすなどの対処をし、誤って絶縁性能の無い清掃器具をプラグ内に差し込むと感電の原因になることも考えられます。念には念を入れましょう。
暗い場所での作業になるようなら、懐中電灯などを使うこともオススメです。
PC内部のホコリも危険
PCにも電源は通電されております。PC内部の電源ユニットやマザーボードにホコリがたまり、これらもトラッキング現象を起こす原因になりかねません。
こちらもホコリをブロアやエアダスターなどで清掃しましょう。精密機器ですので水拭きなどはやめておきましょう。
また、PCの電源は切って清掃を行ってください。通電したまま清掃をしない、PCのコンセントも抜き出しておきましょう。
PC内部はコマ目に清掃することを推奨します。ブロアやエアダスター等を使用すると良いと思います。
あまりにも清掃せず頑固な塊となってしまったホコリは、部品を取り外して清掃しましょう。
古くなったパーツは交換する
電源ユニット等は2年~5年が寿命と言われております。古い電源ユニットを使い続けることはあまり推奨されません。
古い電源ユニットから出火なんていう話も聞いたことがあります。また安価だからといってジャンクパーツの電源ユニットを中古ショップから購入というのもオススメしません。
電源はなるべく良いものを購入し、経年したら電源だけでも買い替えをしておいた方が良いでしょう。面倒な人はPC本体の買い替えも推奨します。
マザーボードもコンデンサなどが膨らんでいるようでしたら、マザーボードの交換、PC本体の交換をオススメします。
ノートPCであればバッテリーの交換もオススメします。とくに経年するとバッテリーの同型のものが販売停止しているということもありますので、そんな状態でしたら買い替えをオススメします。
PCも電気機器
PCも電気を使用する電気機器です。電気は便利ですが使用を一歩間違えれば非常に恐ろしい凶器になりかねません。
そして、火事等の原因になることも考えられます。安心して付き合っていくには安全にコマ目にメンテナンスを行うことをオススメします。
とくに自宅のPCをサーバーにして年中起動している人は、メンテナンスをかかさないようにしましょう。