最近TVのCMを見るとソーシャルゲームの宣伝ばかりである。萌え要素を多分に含んだ属性の塊の様な美男美女が甘い言葉をはき、いつか課金してくれるであろう人を求めております。
そんなCMを見ながら、パッケージゲームの宣伝減ったな・・・とつくづく感じております。
ゲームはゲームでも全くの別物
ソーシャルゲームのCMを流されても全く興味は湧かないのですが、世間はそうは見てくれません。ゲームが好き=ソーシャルゲームも好きと見られるのです。
最近は萌え要素をご多分に含んだゲームのCMが多いので、ゲーム好き=萌え絵大好きと思われるのが心外でなりません。嫌いじゃありませんが、そういったゲームばかり好きなわけではありません。
そして、ソーシャルゲームはゲームであってゲームではありません。こんなこと言うと老害が何か言い出したと言われますが、ソーシャルゲームはゲームの形式をとってはおりますがゲーム性は無いと思っております。
先日アズールレーンで久々にソーシャルゲームに触れましたが、良くできていますがパッケージゲームのようなゲーム性は感じられず長続きはしませんでした。
ソーシャルゲームの構成要素
操作が簡単
ソーシャルゲームって【ボタン(画面)を押すだけ】という基本的に『暇つぶし』で構成されていると思います。
RPGなどもボタンを押すだけ(画面をタップするだけ)で目的地まで連れて行ってくれたり。ゲーム性はあったとしても、難易度はとても緩いものとなっております。
あくまでちょっとしたゲーム性は課金要素への撒き餌でしかありません。
自慢が主な目的
ガシャポンやクジで当たったレアキャラをSNSで自慢することが主な目的となっている思います。自慢だって、ある意味ソーシャルコミュニケーションです。使い方は間違っておりません。
ガチャにつぎ込んで爆死ししちゃった自慢もあるので、自慢の仕方は多岐にわたります。
ながらでOK
操作が簡単の項目でも述べましたが『暇つぶし』で構成されているので『片手で●●しながら』でも充分に遊べる仕様になってます。
パッケージゲームと全然違う
上記のソーシャルゲームと違い、パッケージゲームは『よしやるぞ!』とゲームをするということを考えないと遊べないものが多いです。
コントローラーで両手は塞がりボタンも多く戦略性と正確な操作が求められます。最近はSNSへの連携要素もできてますが、基本は『自己満足要素』が多いと思われます。
混ぜるな危険
最近ソーシャルゲームの課金要素をなんとかパッケージゲームに落とし込もうとするメーカーが増えてますが、上記ソーシャルゲームとパッケージゲームは全く別物と思えます。
ゲーム性が相反しているので、とくに日本のゲームメーカーはなんとかソーシャルゲーマーをパッケージゲーマーにしようと頻繁に萌え絵を投入したりガチャ要素を盛り込もうとしているのですが、滑っているイメージです。
ソーシャルゲームもパッケージゲームも、それぞれの良さがあると思うので今更海外ゲーム並みのクオリティでゲームも作成できる器も無いのかもしれませんが、あくまで割り切ったゲーム製作を日本のゲーム会社にはお願いしたいなと感じました。