BTO365

BTOパソコン、パーツ、周辺機器、オンラインゲームの情報ブログ

難易度の高いゲームはゲームのゲームユーザーの敷居を上げゲームを閉鎖的なイメージにしてしまうものなのか

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

f:id:bto365:20171027121003j:plain

海外のゲームサイトでCupheadの難易度が高いことで、ゲームを閉鎖的なものにしないか?という記事がありました。

When is exclusion a valid design choice?

ゲームの難易度が高いことは閉鎖的?

ゲームの難易度が高いと閉鎖的になるか?ということですが、確かに最近の任天堂ゲーム等、最近はステージクリアできなかったらステージをスキップできる機能、無敵になるアイテムが貰える等の救済措置が取られていることがあります。

救済措置は絶対ではなく『利用しても良い』という状態であり、使うか使わないかはあくまでユーザーの判断によるところになります。

最近そういったゲームが増加していることは理解しておりましたが、全てのゲームがその要望に応える必要は無いとも、個人的には思います。

Cupheadは確かに見た目がキャッチーです。可愛いく丁寧に描かれたアニメーションを見て、遊んでみたくなるライトユーザーも多いことでしょう。

しかし、Cupheadのゲーム内容は、とてもじゃないけどライトユーザー向けとは言えません。操作もおぼつかないような人では、クリアまで相当な時間がかかると思います。

昔のゲームも難しかった

思い起こしてみると、ファミコン世代のゲームは難易度の高いものが多かったです。更に進化した、スーパーファミコン世代のゲームは、ある程度ユーザーフレンドリーではあるものの、それでもしっかりとした難易度はあったと思います。

確かに多くのユーザーに手にとってもらうために、敷居を下げることも大切だと思いますが、ゲーム製作者の意図も考え、なんでもかんでも敷居を下げれば良いというものでは無いと個人的に思います。

何度も挫折しつつ、1本のゲームを1ヶ月、または数ヶ月程かけてクリアするという、大きい達成感も時には必要だと私は考えます。

最近のゲームは、細かい射幸心を得られることが重視され、試行錯誤することがあまり無いゲームが増えてしまっていて、大きな達成感を味わえないゲームが多いと感じております。

こんなことを書いていると、すっかり老人気分になってきますが、難易度が高いダークソウルがウケたこと、操作に煩わしさがともなうモンスターハンターがウケたのは、敷居の高さが達成感に繋がっていたからだと私は思います。

難易度の高さを下げられないゲームも

ゲームの中でも、最初からコア層に向けたモノというものもあります。今で言えばシューティングゲームと格闘ゲームがその良い例だと思います。

最初からコア層に向けて発売されているので、初心者お断りで敷居が高いです。e-Sport前提で作られているものも多く、初心者はまず修行をしてから土俵に立ちなさいといった雰囲気を個人的に感じてしまいます。

しかし、コアユーザーが多いので、今更難易度を下げられないゲームも多くあると思います。

ゲームはある程度難易度があるべきではないか

個人的に、ボタンを押しているだけのゲームが苦手なもので、今回Cupheadの難易度の高さはストーリーも考えると妥当だと思っております。

確かにキャラクターはキャッチーですが、ストーリーはカジノにハマったCuphead兄弟が、自分の魂と引き換えに、逃げた負債者の魂を取りに行くというものです。

このストーリーで逆にヌルいゲームをされても、ストーリーに緊張感が全く見られなくなってしまうと私は考えます。

今後のアップデートで、世間に日和ってしまうかはわかりませんが、難易度の高いゲームも繰り返し遊ぶことで、試行錯誤を覚え攻略する楽しさがあるということが広まったほうが良いのでは?と思いました。

今回注目を浴びたCupheadは、特に難易度は高いと思いますが、理不尽な攻撃などは無く打開策や攻略のしがいのあるゲームだと思ったので、そう感じております。