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PCゲーマーならマストバイ!「GPD Win」を購入して色々設定してみた

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日夜PCゲームを遊ぶPCゲーマーとして、少しでもゲーム環境の改善を図りたい、少しでも楽にゲームをプレイしたいと思っており、先日購入を考察したGPD Winを購入しました。

 

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GPD Winってどんなハード?

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OSにWindows10を搭載した、ゲームもできると謳われているミニPCでGame Pad Digitalの頭文字をとってGPDです。WinはWindowsの略でしょうか?

最近では、後継機で性能の高いGPD pocketが発売されておりますが、私としてはゲームをメインと考えていたのでゲームコントローラーを標準装備したGPD Winを購入しました。

起動と設定をしてみる

GPD Winを購入して、まず設定を行なわなくてはいけません。電源は電源ボタンを長押しすると起動します。スマホや携帯の様な感覚で考えれば問題は無いと思います。

同様に、起動中に電源ボタンを長押しするとシャットダウンも可能です。ちなみに起動中に電源ボタンをチョコンと押すとスリープに、スリープ中に押すとスリープ解除となります。

箱にプロダクトキーもついておりましたが、私が購入したものは既にWindows10がインストールされており、プロダクトコードは使いませんでした。

まず地域や位置情報などを【日本】に設定し、マイクロソフトにユーザー登録を行い、無事起動。画面が小さいので文字が小さいのが玉に瑕ですが、任天堂3DSLL程度の大きさで、PCが動作してしまうということに驚きを隠せません。

既に言語が英語登録になっている場合は、Windowsのアクションセンター内の【All settings】より【Time & language】から日本語に設定しなおす必要があります。

GPD Winの操作ですが、タッチ操作に対応しております。またコントローラーやキーボードにあるスイッチを切り替え中央にするとマウスモードとなります。マウスモードではコントローラーの右側のスティックでポイント移動となり、L1ボタンで左クリック、R1ボタンで右クリックという操作が可能です。

この切り替えスイッチは左側がDirectInput形式コントローラーモード、一番右側がXInput(Xbox 360 Controller形式)モードとなっております。DirectInput形式とXbox 360 Controllerの違いは、下記の記事にて触れております。

 

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その他、自宅のネットワーク等につないで、オンライン化しましょう。セキュリティソフト等は対応するセキュリティソフトで自分にあったものを購入することをオススメします。

 

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Windows10の自動アップデートを無効にする

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GPD Winに同梱している英語の説明書にWindows10のアップデートを無効にするように書かれているので無効にします。

まず、画面左下にあるWindowsマークを右クリックし、項目の中からタスクマネージャーを選択します。

タスクマネージャーの上部に【プロセス】・【パフォーマンス】・・・というタブがあるので、一番右側にある【サービス】という項目を選択し【サービス管理ツール】を選択します。

通常であれば、スペル順に並んでおりWの中に【Windows Update】という項目があるので、見つけてダブルクリックをしてください。

【Windows Updateのプロパティ】からスタートアップの【手動】という項目を【無効】に変更して、適用を選択します。これでアップデートは無効になります。

必要と感じるアップデートがあった場合には、【手動】や【自動】にしてアップデートしましょう。これでWindows10が自動更新をして、通常使っているドライバが急に使用できなることを防ぐことが可能です。

コントローラーの設定を確認する

ゲーム目的でGPD Winを購入したなら、確認しておきたいのがゲームコントローラーの挙動です。Windowsキーを左クリックして、Windowsのシステムツール内のコントロールパネルを選択します。

その後ハードウェアとサウンドからデバイスとプリンターを選択して、コントローラーの切り替えスイッチを右端のXInputモードに切り替えします。

無事、GPD Winに付いているパッドがゲームコントローラーとして認識されていれば、コントローラーのアイコンが出現します。

切り替えている間はマウスを接続していない限りマウス操作はできないのでタッチ操作にて、プロパティを確認し、コントローラーのボタンが認識されているか確認しましょう。

Steamをインストールする

流石、ゲーマー御用達のポータルブルデバイスということで、デスクトップに最初からSteamのインストーラーが存在します。

オンラインネットワークにGPD Winをつないでいたら、Steamのインストーラーを起動してインストールしましょう。時間は長い場合30分くらいかかると思います。

Steamをインストールしたら、アカウント等の設定を行ないます。既にアカウントを製作しているようであれば新規のハードでSteamを使うか?と認証キーがメールに送られてきます。認証手続きが終わり無事にオンラインに繋がればSteamのセッティング完了です。(もし新規にSteamを開始する場合は新規アカウントを制作してください。)

 

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あとはSteamを起動した後に、再度コントローラーをSteam上で認識しているか確認します。Steamを起動し、右上のコントローラーマークを選択するとビッグ・ピクチャーモードに以降できます。

ビック・ピクチャーモードでは、コントローラー操作が楽なので、ビッグ・ピクチャーモードに以降したら、コントローラーモードに切り替えます。

この時点でコントローラーを認識していれば、操作が可能となっている筈です。さらに念のためコントローラーの認識を確認したい場合は、ビック・ピクチャーモードの右上に歯車マークの設定があるので、設定を選択して、コントローラーを選択します。

コントローラーの編集で、無事Xbox 360 Controllerと認識されていれば、GPD Winに設置されているコントローラーで問題なく操作が可能となります。

試しにゲームを起動させてみました

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負荷の軽く、最近遊んでいるCupheadを起動してみました。GPD Win上で問題無く動作しております。画面がやや小さいので、文字等が小さく感じる人は、解像度下げる等で対応すると良いでしょう。

解像度は下げたくないという人は、Windows10のシステムよりディスプレイを選択して【ディスプレイの詳細設定】を選択し【テキストやその他の項目のサイズ調整】を選択します。

【テキストサイズのみを変更する】という項目があるので、そこでフォントの大きさを変更すれば、かなり見やすくなると思います。

GPD Winを触ってみての感想

コントローラー周り

GPD Winの特徴であるコントローラーですが、XYABボタンの押し、そしてR1、R2、L1、L2も押心地は悪くありませんが、R2、L2(Xbox360コントローラーで言えばRT、LTボタンの位置がやや遠いので、そのボタンを多用するゲームは少々辛いと思います。

十字キーとLスティックとRスティックですが、こちらはややクニャクニャした印象で、精細な操作をするゲームにはあまり向かないと思います。軽快な操作感なので、大雑把な動きで大丈夫なアクションゲーム等には向いていると思います。

キーボード周り

キーボードはコントローラーに近いからか、誤爆を防ぐために大変硬い押し心地です。硬すぎるという事はない、それなりに押し心地の良い硬さだと思います。しかしタイピングには全く向いてないので、あくまで補助的なキーボードと考えた方が良いです。キーボード操作をしたいのであれば、別途キーボードを購入した方が良いと思います。

液晶

5.5インチのディスプレイですが、文字さえ大きく表示すれば困ることはありません。タッチ性能も好調です。やや光量が少ないと思いますが屋内使用であれば問題ないと思います。

バッテリー

充電してどこまでゲームがプレイできるか?と確認してみたところ、だいたい3時間~4時間くらいプレイした後に、バッテリー警告が現れました。

外観、その他の機能

外観は黒一色で、マットな配色なので指紋も目立たず良い感じです。USB3.0、Micro USB、Mini HDMI出力、microSDカードスロット、イヤホンジャックを備えているので、周辺機器で苦労することもありません。

排気についてはスイッチで、無回転、低速回転、高速回転切替式のファンが付いております。高速回転すると静かな部屋ではそれなりに音がすると思えました。負荷の低いゲーム程度でしたら無回転でも本体は熱くなっておりませんでした。

かなりコンパクトにまとまっており、軽量であるので、持ち運びにも大変便利そうなアイテムだと思いました。負荷の低いゲームでしたら問題なく起動しております。

総合的な感想

外出先にゲームを持ち出したい際に大変便利だと思ったので、また外出時に持ち歩いた感想なども書いていきたいと思います。

ひとつ不満点があるとすれば、ストレージが64GBしか無いので、すぐに容量オーバーとなりそうなので、こちらも改善できるか試してみたいと思います。