スマホやPCが普及している今、日本では子供からネットを遠ざける努力をし、危ない物は触れさせないという教育がメインとなっていると思えます。
『何が危ないか?』を教えることこそ重要では?
親も判断が難しいからと言って、ネット=危険なものとしているのは、私としてはどうかと思います。
TV=安全ということも無いと思います。偏った情報や誤った情報はTVやネットを問わず流れているのが現状です。
大切なのは、その情報が『本当に正しいのか?』と調べる、疑問を持つことであると私は思います。一番いけないのは『鵜呑み』であると思っております。
そう書いている私も、何度かネットでは『騙される』『騙されそうになる』といったことがありました。昔はポップアップで広告が急に画面に出るようなものも多く、ウィルスが急に送られてくるような罠もありました。
人間何度が苦い経験をすると、警戒すること、情報を判断することを覚えると思います。子供に『素直な心』を持って欲しいかもしれませんが、実際に『生きる力』を得るためには、苦い経験をしなくとも『判断する力』は必要だと思います。
ネットのマナーやリテラシーを育てる
マナーやリテラシーは、使ったことが無いと経験にならないと思います。流石に18禁以上の情報はシャットダウンしたいところですが、顔が見えないので対人関係が軽んじられやすいインターネットでは色々と存在する『危険』がどのように存在するのかを理解しなければいけません。
とくに子供ですと、相手の感情を読まずに発言してしまったり、自分の身に置き換えて想像することができずに相手を傷つけたりしてしまうことがあります。
こういった対人関係については、事前に家族間のみで、文字のやりとりをして、文字から感情を読む訓練をした方が良いでしょう。
スマホやPCが危険『かも』しれないからといって、全く与えないというのでは、便利な情報を得ることもできる道具を手放すことにもなりかねません。
包丁だって、ハサミだって扱い方によってはとても『危険』な物です。初めて子供に扱わせる際には親がしっかりとサポートされると思います。
スマホやPCだって、インターネットだって扱い方によっては『危険』ですが、扱い方によっては『大変便利な道具』となるものです。
どういう使い方をしたら危険なのか?相手を傷つけてしまうものなのか?といった判断をできるように子供さんと話し合って使っていくのが良いと思います。
確かに使いようによっては『犯罪に巻き込まれる』『犯罪を起こしてしまう』道具にもなりえます。先程例に出した包丁だって同じです。
また、インターネット ルール&マナー検定(https://rm.iajapan.org/)というものもあるので親子でチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
最後に
何度も言いますが、インターネットは確かに危険ではありますが、便利であることも忘れてはいけません。とくに多数のアプリやソフトウェアを使えば、発想や夢をどんどん形に変えてくれるツールだと思います。
個人的には、スマホやPCは危険なものとはせずに、子供の力になるような物へとする判断力を養うことに重点を置く事がスマホやPCとの正しい付き合い方ではないか?と思います。