最近4Kモニターも安価になってきて、そろそろ導入を考える人が増えてきていると思います。
しかし、4K画質といっても通常の画質とどう違うのか?実感はそれほど得られるのか?と思う人も多いと思います。
4K画質の恩恵が得られるインチ数は?
ノートPCなどでも4K液晶をうたっているモデルも発売されております。しかしそんなに小さなモニターで4Kと言われても実感が沸くのでしょうか?
4Kモニターはフルハイビジョン(1920×1080)と呼ばれる解像度の4倍の大きさである(3840×2160)になっております。
この解像度が生かされるインチ数ですが、50インチからと言われております。フルハイビジョンの4倍の精細さをもったドットを表現するには、小さいモニターでは無理があると言えます。
小さなモニターでは、4Kを表示する小さなライトを目で認識するのはかなり難しくなり、違いはあまり認識できません。見える人はかなり目が肥えていると思います。
中には擬似4Kと呼ばれる、RGBライト+Wライトで4Kを表現するモニターもあります。通常RBGのライトを点灯させて白を表現するところと白いホワイト(W)のライトを点灯させて表現させようというものです。
これにより、バックライトや消費電力のコストが抑えられるものとなっております。しかしRGBのライトプラスWライトとなるので、表示できる画質はおおよそ3Kとなり4Kよりも画質が劣ると言われております。
最適な大きさで実感できるモニターの大きさを
モニターは実際に目で見て選ぶのが一番です。実際に店頭などで画質を確認すると良いでしょう。
また、小さなモニターでは折角の4Kの迫力も薄れてしまいます。私も55インチのモニターで4K画質のPCゲームを見たことがありますが、圧巻でした。
下手に小さな4Kモニターを購入するより、4Kモニターを購入するなら50インチ以上の大きなモニターが一番4K画質の醍醐味を味わえると思いました。
4K50インチは薄型であれば、置き場所にもよりますが4畳半からでも十分綺麗に見えると思いますので、最近安価にもなっているので4Kモニターはなるべく大きなものをオススメしたいです。
流石に4K画質のゲームを遊ぶとなるとハイスペックモデルのゲーミングPCが欲しいところですが、最近では4K出力だけならエントリーモデルのゲーミングPCに搭載するグラフィックボードでも十分に使用に耐えうるものとなっております。
そろそろ4Kモニターも安価になっているので、4Kモニター+4K対応ゲーミングPCも手が届きやすい価格になってきていると思います。