ホラーアクションアドベンチャーゲームLittle Nightmaresをプレイしてみました。
Little Nightmaresってどんなゲーム?
不思議な船『ザ・モウ』から脱出するためにレインコートに身を包んだ少女『Six』を操作し謎やギミックを解き明かしつつ狂気的な行動を行う『ザ・モウ』の住人から逃れながら脱出を試みるゲームです。
謎解きや逃げることが主なホラーアドベンチャーゲームです。果たして『Six』はこの不気味な船舶から脱出できるでしょうか?というストーリーです。
Little Nightmaresをプレイするには?
CPUは Intel CPU Core i7以上、メモリは8GB以上、GPUはNvidia GPU GeForce GTX 660以上、ストレージの空き容量は10GB以上必要です。
Little Nightmaresをプレイするにあたっては、ミドルクラスのゲーミングPCが必要だと言えます。より快適なプレイでしたらハイスペックゲーミングPCがあると良いでしょう。
Little Nightmaresの良いところ、悪いところ
Little Nightmaresの良いところ
- 楽しい謎解き
- 精神的な恐怖を演出するサウンドとグラフィック
- やめどきを失うストーリー
Little Nightmaresの悪いところ
- タイトな操作を要求される場面がある
- 初見殺しもある
総合感想
グロテスクやゾンビ系のホラーではなく、精神的に追い詰められる系統のホラーゲームです。じっくりと謎をとく場面と、追われる敵から逃げる場面が多いです。
基本的に敵に見つかるなどは一回でゲームオーバーとなりチェックポイントからやりなおしとなります。チェックポイントの感覚は長めであるところもあるので、最後の最後にやられてしまった場面もまたチェックポイントからやりなおしとなると、ちょっと面倒な部分もあります。
しかし、敵との追いかけっこ、隠れんぼ要素は飛びぬけた緊張感があります。操作もタイトなものが要求され、少しでもミスをするとすぐにつかまってしまう場面も多いのです。
これを良いととるか、悪いととるかになりますが、かなりシビアな入力で障害物にぶつかったらアウトという部分も散見されたので、アクション要素が苦手な人には辛いかもしれません。
コントローラー操作ですと、RTボタン(Xbox360コントローラー準拠)で色々なものに掴まるという操作なのですが、このボタンが磨り減るのでは?というくらいRTボタンを使います。
段差を登るにもRTボタンが必要です。更に物を抱えるのもRTボタンです。そして物を抱えて走るにはRTボタンを押しながらダッシュボタン(Xボタン)を押しつつ、といった操作が必要になります。
LTボタンはしゃがむという操作ですが、走りながらLTボタンを押せば、スライディングとなり、物陰にサッと潜むには重宝します。意外に忙しいホラーゲームであります。
落ち着いてホラーゲームをやりたい人にはあまり向かないかもしれません。ステージギミックの謎解きを考えつつ、いざというときにはしっかりとした操作を要求されることが受けいれらるようであれば、最高のホラーアクションアドベンチャーゲームだと思います。
不思議な世界観に、ビックリしながらも、探索を続けるゲーム性は中毒性があり、やめどきを失うゲームです。あともうちょっと進んだら、もうちょっと!となってしまう先が気になる展開は、とても引き込まれるものだと思いました。
私は銃撃戦メインのホラーよりも、こういった主人公が何もできない系統のホラーゲームが好きなので、かなり楽しめております。
どうして『Six』はこんな船舶に居るのか?そして、あちこちで首を釣っている死体の意味は?そして生きている異形の住人はいったい何者なのか?
ストーリーが語られるわけではないのに、とにかく先が気になって仕方が無い展開が素晴らしいゲームだと思いました。