サバイバルアドベンチャーゲームShelter(http://store.steampowered.com/app/244710/)をプレイしてみました。
Shelterってどんなゲーム?
プレイヤーは母親アナグマとなって、5匹の子アナグマを引き連れ、餌を捕獲しては子アナグマに与え、外敵や厳しい自然から子アナグマを守るゲームです。
Shelterをプレイするには?
CPUはdual core 3.0 GHz以上、メモリは2GB以上、GPUはGeForce 8000シリーズ以上となっております。
Shelterの良いところ、悪いところ
Shelterの良いところ
- 子アナグマが可愛い
- 大自然の厳しさが体験できる
Shelterの悪いところ
- 動作が緩慢
- 単調である
- ボリューム不足
総合感想
母親アナグマとなって、子アナグマに餌を与えつつ、襲い来る外敵や自然環境から子アナグマを守るゲームです。
プレイヤーが操る母親アナグマでできるのは、餌を咥える、餌を離す、ダッシュ&屈むという単純アクションです。子アナグマ達は母親アナグマの後ろについてきます。
餌などがあるとダッシュして、早く掘り出してなどと沸き、目の前の餌があれば、お腹の空いていない子アナグマからでも食べてしまいます。
体力が減った子アナグマは、色が薄くなるので、プレイヤーである母親アナグマが管理しないと、餓死してしまう可能性があります。
食べ物以外では、子アナグマは、空から襲ってくる鷹に食われ、雨天により押し寄せる河川の激流に飲まれ、山火事に焼かれ、夜間では母親アナグマの索敵範囲から外れただけで絶命してしまいます。
一生懸命育てた子アナグマ達が絶命してしまうときには、感情移入しすぎて涙が溢れそうになるくらいです。
ゲームとしては、母親アナグマも子アナグマも動作が緩慢なので、爽快感は得られません。いかに愛くるしくも、鈍重な子アナグマを守れるか?という思考が必要となります。
私は結局最終ステージで、気がついたときには子アナグマは一匹だけになっていました。最後の最後には、子アナグマを守る親アナグマとしての使命を果たします。
アナグマの生命の連鎖を通して、自然界の厳しさを知るゲームとなっております。ただし、クリアまで2時間程度で終了してしまい。基本的に一本道なプレイだと思います。
980円という金額で購入するには、かなりのボリューム不足だと思いますので、興味がある方はセールを利用して購入するのが良いでしょう。
高級な絵本としてでも、ちょっと定価での購入はちょっと考えてしまう金額であると思えます。ゲームで学ぶ自然の厳しさと生命の連鎖ということで、お子様とプレイしつつ生命について考えると良いと思います。