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メーカーが3DTVの生産を終了、VRが3DTVの二の舞にはならない?考察をしてみた

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今から5年~6年前に市場に出てきた3DTVですが、この度最後まで3DTVを生産していたソニーとLGが3DTVの生産を終了したようです。

3DTVは何故流行らなかったのか?を考えてみる

3DTVは一時多くの宣伝をしておりましたが、あまり普及はされませんでした。

第一に考えられるのは『コンテンツ不足』であると思います。3D対応したゲームや映画なども出ておりましたが、やはり製作する手間もあることで、3D対応の映画も減る傾向にありました。

そして第二に考えられるのは『値段が高い』3DTV自体が高いのもありますが、なにより3D映像を見るためには専用の眼鏡かゴーグルのようなものが必要でした。

3DTVの映像にあわせて、眼鏡かゴーグルの左右が暗転し、立体感を出すというものですが、眼鏡一つに数万円するものもあって、家族で気軽に楽しめるようなものではありませんでした。

最後に第三の理由としては『子供に安心して楽しませられない』という理由があります。3D映像が目に良くないという噂もあって、これも家庭に普及しない理由となってしまったと考えられます。

この3点は現状のVRにも当てはまらないか?

私は新しい物好きなので、VRの体験会などには足を運んでおります。噂話で判断はなるべくしたくないので、できるものは実際触りたいのです。

3DTVも実際に体験できる店舗などに訪れ、実際に見てみましたが、目が疲れることと、眼鏡が高いことがあって、購入は見送っておりました。

自分ひとりだけのTVなら良いのですが、多人数で見るコンテンツであるTVに一人ずつ眼鏡が必要というのはとても単価が高いと思えました。

そして、VRですが、VRにもやや同じことが言えなくもありません。まず『コンテンツ不足』これはまだ開発中のゲームなどもあるので、今後の動向次第だと思います。

『値段が高い』という項目ですが、これがやはりネックだと思います。ViveやRiftやFavoは10万円クラス(PC本体も入れたら30万円クラスですが)PSVRもPS4 Pro本体を考えたら10万円クラスです。

『子供に安心して楽しませられない』という項目ですが、ここも類似してしまっております。大人も15分~30分のプレイも辛いと懸念されております。

ただ、VRは個人の楽しみであるところが大きいので(現状ワイワイみんなでプレイするコンテンツは考えられてないと思います。)ここにどれほどの訴求力を得られるか?と考えます。

VRはアダルトコンテンツの充実も求められており、値段も効果なので30歳~50歳などのある程度お財布に余裕がある独身の方へのコンテンツが求められていると思います。

こういったコンテンツの充実があれば、結構売れるのではないかな?と思います。

またコンテンツの充実にはVR普及の土壌が必要だとも思いますが、現在PSVRの生産が間に合わないのか、売り切れ状態が続いているのも不安要素ではあります。

普及していないコンテンツには、ソフトウェア会社も乗り気にならないでしょうし、採算も取れる見込みがなくなってしまうと思います。

PSVRの普及と、それに付随して他のVR機器も安価になるか、廉価版などが販売されると、VR本体の普及率も上がるのでは?と思います。

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現状が続くと3DTVの二の舞になりそうなので

Wiiの様な爆発的大ヒットを期待されたVRですが、やはり値段も高価なこともあり、興味がある人は居ても家庭に行き渡ってはおりません。

VRには結構期待しているので、3DTVの二の舞にならないためにも、早目に対策が取られたら良いな、と希望をだけを書き綴っています。

私としてはVRが普及してよくよくはMR技術とXboxについているKinectの技術などが融合して、いつかのドラえもんで見たかのようなバーチャルゲームが遊べることを楽しみにしておりますし、期待しております。