11月29日にPS4とXboxOneで発売された、ファイナルファンタジー15（以下FF15）ですが、今のところPC版の発売予定はありません。
ディレクターの田畑さんも、発売予定は無いと仰っており、もしも作るのであれば技術的に発展させたFF15を発売したいと考えておられるようです。（http://www.novacrystallis.com/2016/04/final-fantasy-xv-director-tabata-chats-ongoing-development-dlc-plans-pc-version/）
もしも発売してくれるのであれば、パソコンユーザーにとっては、期待したい部分ではあります。
パソコンでFF15をプレイするとなれば、必要スペックはどれくらい？
以前、プレイステーション 4 ProをゲーミングPCで作ったらどれくらいの費用になるのかという記事で書きましたが、FF15を技術的に発展させたものを作るとしたら、PS4 Proを超える性能を持つパソコンでなければ意味が無いと思います。
折角のFF15をパソコンで楽しむとなると、GPUもGTX1070またはGTX1080を搭載し、CPUもCore i7-6700以上は欲しいところだと思います。
コンシューマーゲーム機は、ゲーム専用なので、ゲームをプレイするのに最適化されておりますが、ゲーミングPCはゲームもできるパソコンなので、その全力をゲームに注いでいるわけではありません。
しかし、流石に万人がそのパソコンを所有するとなると辛いものがありますし、なにより売れませんから、最低スペックではGTX750などでプレイできるようなスペックになると勝手に予想します。
パソコン版になると、FF15のどこが凄くなるのか？
まずコンシューマーゲーム機で出力される映像は30FPSと呼ばれる1秒間に何回画面を表示しているか？の数が30回です。
パソコン版となると60FPSの表示に耐えうるように作成されると思うので、倍近い処理能力が必要になります。60FPSで表示されたFF15は、かなり滑らかに動くようになるでしょう。
また、現行のゲームでもPC版とコンシューマーゲーム機では、段違いに映し出される景色や、使えるアイテム数に違いがある場合があります。
FF15でも、きっとこういった格差は生まれることでしょうし、なによりパソコン版はMOD（公式が非推奨なものも含め）を入れる楽しみなども出てくるので、よりゲームを楽しめるというメリットが上げられると思われます。
こういった展開が成功すれば、FF15だけでなく、色々と話題になっているFF7のリメイクもPC版が発売されるなんていうことになったら嬉しいかと思えます。
最近はSteamのおかげで、パソコンでもコンシューマーゲームをプレイできることが増えているので、こういった展開にも期待を持てるようになってきました。
もしも、の世界ではありますが、ちょっと期待したい話題のひとつだと思えます。
